“TODAY I DID NOTING”
「今日は何もしなかった」
“DO EVERYTHING TO DO NOTHING”
「何もしないためにすべてのことをする」
“I HAVE NO IDEA WHAT I’M DOING OUT OF BED”
「ベッドの外では何をしているか分からない」

ときにはスペルミスした手書きの文字、ここに並ぶクオートはどれも、パリを拠点に活動する(／していない)アーティスト、トマ・レリュが数年にわたり日々インスタグラムにポストしてきたものです。
アート・ディレクター、グラフィック・デザイナー、作家、ギャラリー・キュレーターとして多面的な顔を持ち、パリのコミュニティでも異才を放つ存在として知られたトマ・レリュ。昨年10月には彼自らがポストしてきた手書きのクオートを巨大なキャンバスに展開し、ギャラリーの壁に並べた初の展覧会 “TODAY I DID NOTING”を広大なパリのCITÉギャラリーで開催しました。そしてオープニングには多くのセレブリティやコレクターがかけつけ、作品は瞬く間に完売しました。
時にはソーシャル・メディアに侵される世界を揶揄する不遜なアイロニーを漂わせながらも、人生への愛と脱力を讃える彼のクオートは、58万人を誇る世界中のフォロワーを賑わせています。一方で、CHAUMETをはじめ数々のファッション・ブランドからもコラボレーションのオファーが絶えず、トマ・レリュはPurple Fashion の最新号でも大々的にフィーチャーされています。

昨年、パリでトマ・レリュと出会い、互いにその「何もしない」アティチュードに意気投合したのは、これまでに不定期に活動してきたレーベルDo Nothing Congress(ドゥーナッシング コングレス)です。
数年前に藤原ヒロシ氏の声掛けによって始まったこのレーベルは「A Cup of Tea (一杯のお茶)」以外には「Do Nothing (何もしない)」ことをモットーに東京を拠点に活動しています(／していません)。
今回、両者のコラボレーションによって実現する代官山 蔦屋書店でのポップアップでは、トマ・レリュによるいくつかのクオートのプリント作品、アートブックを展示販売いたします。併せてTシャツやフーディ、キャップなどDo Nothing Congressとのコラボレーション・アイテムも店頭に並びます。



【プロフィール】
Thomas Lélu (トマ・レリュ)
パリを拠点に活動するアーティスト、トマ・レリュは、アート・ディレクター、作家、ギャラリー・キュレーターとして多面的な顔を持つ。インスタグラムで日々ポストされる時には不遜でアイロニカルながら、人生への賛歌に満ちたクオートで世界中のフォロワーを賑わせています。
Instagram: @thomaslelu

Do Nothing Congress (ドゥーナッシング コングレス)
2018年、藤原ヒロシ氏の声かけから始まった「A Cup of Tea(一杯のお茶)」以外には「Do Nothing(何もしない)」ことを標榜する、無為と逸脱のコレクティヴ・レーベル。不定期に、新作アイテムやコラボレーションを発表しています。
Instagram: @donothingcongress