【広島蔦屋書店】翻訳家栗原俊秀×作家小山田浩子　
トークイベント「翻訳余話」

Name: 【広島 蔦屋書店】翻訳家 栗原俊秀×作家 小山田浩子 トークイベント「翻訳余話」
Start: 2024-03-02
End: 2024-03-02
Location: 広島 T-SITE

トーク

1号館2F ワークショップテーブル 2024年 03月02日(土)

海外文学を日本へ、日本文学を海外の言葉へと訳し紹介する、翻訳家。

翻訳家あってこそ世界中にあふれる物語をわたしたちは気軽に楽しむことができます。

今回、米作家ジョン・ファンテをはじめ、多くの海外文学を翻訳されている栗原俊秀さんと、作品が海外で広く翻訳されている、芥川賞作家小山田浩子さんをお迎えし、トークイベントを開催いたします。トークイベントでは、「翻訳余話」と題し、翻訳の裏側やご自身の作品についてあれこれと語っていただきます。

お二人より、皆さまへご招待メッセージが届いています。

翻訳家栗原俊秀

　小山田浩子『かえるはかえる』（twilight）、ジョン・ファンテ『塵に訊け』（未知谷）の刊行を記念して、広島出身の作家・小山田さんと、翻訳家の私（栗原俊秀）が対談します。
　小山田さんの作品はすでに多くの言語に翻訳されていますが、今回はその英語訳・イタリア語訳などをオリジナルの日本語と見くらべながら、翻訳者の工夫や小山田作品の文体の特徴を浮き彫りにしてみたいと思います。また、「作家から愛される作家」ジョン・ファンテの魅力について、小山田さんにたっぷり語ってもらう予定です。時間に余裕があったら、翻訳家の暮らしぶり、お寒い懐事情の話もできるかも！？　会場でお目にかかれること、楽しみにしています！

栗原俊秀

作家小山田浩子

海外文学を読むとき、それが翻訳されたものだ、ということをあまり意識していない場合が多いのでは、と思います。私も自作が訳されるようになってはじめて、一言一句だれかがこれを外国語に置き換えているんだ…！と改めて気づき、驚き感動したのを覚えています。訳す側、訳される側、そして訳されたものを読む側として、自作について、そして新訳にて待望の復刊となったジョン・ファンテ『塵に訊け』について、いろいろとお話しできたらと思います。海外文学が好きな方、日本文学が好きな方、外国語に興味がある方、いろいろな方に来ていただけたら嬉しいです。

小山田浩子

プロフィール

栗原俊秀（くりはらとしひで）

1983年生まれ。東京出身。翻訳家。おもな訳書にジョン・ファンテ『塵に訊け』、『ロサンゼルスへの道』、アンドレア・バイヤーニ『家の本』、マヌエレ・フィオール『秒速5000km』など。カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』の翻訳で、須賀敦子翻訳賞、イタリア文化財・文化活動省翻訳賞を受賞。

小山田浩子（おやまだひろこ）

1983年広島県広島市生まれ。2010年「工場」で新潮新人賞受賞。2013年、同作収録の単行本『工場』で織田作之助賞受賞。2014年「穴」で第150回芥川龍之介賞受賞。著書に『工場』『穴』『庭』『小島』『パイプの中のかえる』『かえるはかえる　パイプの中のかえる２』。著書はアジア、欧米で翻訳・出版されている。

イベントについて

時　間｜開場　16:40
　　　　トークイベント　17:00 - 18:30
　　　　サイン会　18:30 - 19:00

参加費｜ 700円（税込）

定　員｜ 20名

トークイベント後にサイン会がございます。
イベント当日までに広島蔦屋書店１号館１Fのフェアで書籍をお買い上げ頂いた方で、サイン会に参加されるお客様は、イベント当日にご持参ください。
※サインは、栗原秀俊さん・小山田浩子さんそれぞれにつき、お一人様一冊ずつとさせていただきます。
イベント参加ご希望のお客さまは、下記ご案内に沿ってご予約くださいませ。
当日、1号館2Fのカウンターで参加料をお支払いいただき、レシートをお受け取りのうえイベント会場にお越しください。会場受付にて、レシートを提示していただきます。

予　約｜WEBのみ