【フェア】近藤亜樹 作品集刊行記念展「ここにあるしあわせ」

アート
蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース 2021年03月12日(金) - 03月31日(水)
※ご好評につき31日まで延長になりました※

アーティスト近藤亜樹にとって初めてとなる作品集『ここにあるしあわせ』がこの度出版されます。

近藤亜樹の大胆で伸び伸びとした筆致や鮮やかな色使い、ユーモラスで想像力を掻き立てる イメージの数々は多くの人の心を捉えてきました。その一方で、近藤の制作は東日本大震災や 身近な喪失の体験を経て、常に独自の死生観のもとに描かれています。
「ここにあるしあわせ」のモチーフは、生を祝して贈る花、生を労われて贈られる花、彼方へ眼差しを 放つ子供、重なり合う空のコップなど、他者と関わりながらも、個々に明滅する命の姿でもあります。 如何なる状況下においても絵画から離れることなく、また悲壮な表現に甘んずることなく、 今生きることを力強く肯定する作品を描き続けてきました。

作品集では、近藤作品の魅力が十分に伝わるよう、デザイン、造本、印刷といったあらゆる面で試行錯誤を重ね、ずっと手元に置いておきたくなるような素晴らしき1冊に仕上がりました。2021年、大注目の作品集となります。

作品集刊行記念展「ここにあるしあわせ」では、都内4箇所で展覧会が開催されます。
それぞれの会場で違った作品やテーマで展示をします。

代官山 蔦屋書店では、「花」の作品群を展示いたします。

贈り、また贈られる花。作品集もそういった存在になってほしい、という願いが込められています。近藤によって描かれた花は、多くの人を惹きつける魅力に溢れています。
新しい年度に向け、また花々が咲き始めるこのシーズンにぴったりな「花」たちをぜひご覧ください。

また、作品集『ここにあるしあわせ』とともに、「A Hundred Flowers」と題した描き下ろし作品が付いた限定100部の特装版も刊行されます。100点の「花」の作品と作品集が、布貼りの特製函に収められています。こちらの特装版も代官山 蔦屋書店にて展開いたします。ぜひ自分の「花」、また誰かのための「花」を見つけてください。
 
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【プロフィール】
近藤 亜樹(こんどう・あき)
1987年北海道生まれ。山形県在住。2012年東北芸術工科大学大学院を修了後、国内外の展覧会に多数参加。躍動感あふれる筆遣いと力強い色彩の作品とともに、油絵アニメーションと実写による短編映画「HIKARI」(2015)や、パークホテル東京の客室「おたふくルーム」(2015)の制作、音楽家とのライブペインティングなど、形式にとらわれない活動で注目される。2021年作品集刊行記念展「ここにあるしあわせ」を都内4会場で同時開催。
  • 会期 2021年3月12日(金)~2021年3月31日(水)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 ShugoArts/T&M Projects
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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