【フェア】Ayaka Endo: Kamuy Mosir

アート
蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース 2021年08月20日(金) - 09月05日(日)
アーティスト 遠藤文香氏の個展『Kamuy Mosir』(カムイ・モシㇼ)を開催いたします。

遠藤氏は、今年の3月に東京藝術大学大学院美術学部デザイン科を卒業。現在は、人間による自然界への介入をアニミスティックに表現した写真作品を手がけています。
本展では、東京藝術大学大学院卒業・修了作品展で発表された『Kamuy Mosir』シリーズを展示します。

カムイとは一般的に「神」と訳されますが、本来は「自然を示す高位な霊的存在」を意味し、日常生活おける私たちの周囲に存在する動植物、自然、衣類や道具など様々なものに宿ると言われています。
それは崇め奉るだけの存在の神とは異なり、人間と調和し共存することが最も重要とされ、カムイたちは「カムイ・モシㇼ(カムイの国)」と呼ばれる本来の住む地から、自然や物の姿を借りて人間界へと出かけると信じられています。
 
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「私たちが忘れかけているこの世界で最も重要なことは、人間の生活を支えているいくつかの自然は、人間と同じように精神や情動を持ち、彼らなりの欲望や目的、意思を持っているということを認識することなのではないだろうか」
—遠藤文香
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また、本展は、株式会社The Chain Museumが開発・運用するアート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」よりご協力を得て、代官山 蔦屋書店が注目のアーティストをご紹介。
8月22日(日)には、本展開催を記念して遠藤文香氏と編集者・都築響一氏によるトークショーも開催予定。以前より遠藤氏の作品を知っていたという都築氏がどの様に彼女の作品を語るかは必見です。
 
関連イベント
【オンライン配信(ZOOM)】アーカイブ配信有 遠藤文香 個展『Kamuy Mosir』開催記念トークイベント  遠藤文香×都築響一 「都築響一が語る、アーティスト 遠藤文香の魅力」
 
【プロフィール】
遠藤 文香 (えんどう・あやか)
1994年生まれ。東京藝術大学大学院美術学部デザイン科修了。 自然における人為の介入をデジタル加工で加工で模し、アニミズム的な自然観をテーマに写真作品を制作している。
2021年キヤノン写真新世紀 佳作入選 (オノデラユキ 選)
  • 会期 2021年8月20日(金)~2021年9月5日(日)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 協力 株式会社The Chain Museum
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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