【フェア】Conceptual Artists’ Printed Matters ローレンス・ウェイナーとジョン・バルデッサリを中心に

アート
蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア 2022年04月01日(金) - 04月21日(木)
60年代・70年代にかけて最盛した、コンセプトやアイデアを最重要視するコンセプチュアルアート。テキストやイメージの機能性、鑑賞者の意識に揺さぶりをかける系譜は作品を超え、マルティプルやアートブックまで広がりました。

言語を用いてサイトスペシフィックな作品を展開するローレンス・ウェイナー(1942–2021) はコンセプチュアルアート、ワードアートを代表する巨匠の1人です。1960年代後半から、サンセリフ体のフォントを用いて物理的なプロセスを実現する素材や構造物について言及した作風は、公共の場であれ、ギャラリーの壁であれ、1冊の本であれ、鑑賞者に自身の個人的経験や主観を重ね、作品の文脈や背景を独自の解釈する機会を与えてきました。またウェイナーは、自身のブックデザインも自ら手がけることでも知られています。

一方で、テキストだけでなく写真や映像も引用したもう1人のコンセプチュアルアートの巨匠 ジョン・バルデッサリ(1932-2020)は写真や映画、テキストから得たイメージを組み合わせ、写真の上にカラードットを描いたり、テキストを加えたりすることで、イメージを元の文脈から切り離し、個々の要素が持つ意味と、鑑賞者自身の主観の間に生まれる認識のギャップをどのように埋めるかということに興味を持ちます。

本フェアでは、ウェイナーとバルデッサリの書籍を中心にコンセプチュアルアートに関する書籍と、アートブックに関するリサーチブックや書籍を一堂に展開します。
 
  • 会期 2022年4月1日(金)~2022年4月21日(木)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 twelvebooks
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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