【フェア】Coco Capitán日本初個展作品集『NAÏVY』刊行記念フェア

アート
蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア 2022年06月25日(土) - 07月10日(日)
スペイン人アーティスト、ココ・カピタンの日本初個展『NAÏVY』の作品集が遂に上梓。
代官山 蔦屋書店では、本書刊行を記念して、渋谷パルコで開催された個展にて制作されたオリジナルグッズを一堂に展開します。

「Naïvy」は、冒険、帰属、無垢の喪失をテーマとした10年以上に亘り制作され、先ごろ完結したシリーズです。
カピタンは本シリーズにおいて、迷子のナイーヴィー(Lost Naïvy)、つまりナイーヴなネイヴィー(海軍)であるセーラー(船員)たちが住む、想像上の海の世界をつくりあげました。
これらの写真群に登場する人々は、不器用で未熟な人間臭さを持ちながらも神話的です。それは、水中で煌めく、多様な性を行き来する神秘的なマーピープル(水中人)の姿のようでもあります。
写真や手書きのテキストを通じて、遊び心を持ち繊細でありながらも、感受性豊かな余韻を残し、既存の価値観に鋭い疑問を投げかけてきたカピタン。
カメラで何を撮るかでなく、写真を通して何を鑑賞者に与えることができるのか。私達のありふれた日常の中、見落とされがちなユニークさや美しさを強調することで、写真を見ることのプロセスを意識的に促します。

本書は、本シリーズ「Naïvy」の写真作品50点を完全収録した1冊。個展で展示されたスクエアフレームを模して、装丁もスクエアサイズ。写真の余白とテキストを楽しめる作品集となっております。

※作品集『NAÏVY』(PARCO出版)は7月1日より一般書店にさきがけ先行発売。

【プロフィール】
Coco Capitán (ココ・カピタン)
1992年、スペイン・セビリア生まれ。ロンドンとマヨルカ島を行き来しながら活動している。2016年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで写真分野の修士課程を優等で修了。彼女のアート活動はファインアートとコマーシャルアートの世界にまたがっており、その作品には、写真、絵画、インスタレーション、散文などが含まれる。最近の個展に、「Everything, Everywhere, Everyone,Everytime」(上海当代芸術館)、「Naïvy」(マクシミリアン・ウィリアム・ギャラリー/ロンドン)、「Busy Living」(ヨーロッパ写真美術館/パリ)、「Is It Tomorrow Yet?」(大林美術館/ソウル)がある。クライアントは、グッチ、A.P.C.、COS、ベネトン、ナイキ、サムスン、ディオールなど。
  • 会期 2022年6月25日(土)~2022年7月10日(日)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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