【フェア】HIDDEN WALL
アート
蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース 2022年08月11日(木) - 08月28日(日)
「HIDDEN WALL™」は、『HIDDEN CHAMPION®』と原宿のギャラリー「SORTone(ソートワン)」のコラボレーションとして、2020年12月に始まったミューラルアートプロジェクトです。SORTone(渋谷区神宮前2-14-17)の屋外側面壁と左隣にある「Bar FORT」の上部に、約3カ月ごとに新しいアーティストのミューラルアートを設置すると同時に個展を開催し、街の景観を彩っています。
今回の展示では、いままでに「HIDDEN WALL™」に参加していただいた8名のアーティストの作品を一挙に紹介いたします。また、展示作品だけでなく、書籍、Tシャツ、ステッカーなどHIDDEN CHAMPION®からリリースしているアーティストグッズも販売いたします。注目を集めているアーティストたちの作品をぜひご覧ください。
【参加アーティスト】
MHAK | Masahiro Akutagawa
1981年會津若松生まれ。ペインター/アーティスト。 デザイナーズ家具や内装空間に影響を受けたことから、絵画をインテリアの一部として捉えた“生活空間との共存”をテーマに壁画を中心とした制作活動を行う。空間と絵画を共存させることは絵画そのものを雰囲気として認識させる必要性があると考え、抽象表現に拘ったスタイルを追求。曲線で構築した反復する独自のスタイルを作り上げ、個人邸、飲食店、ホテル客室など数々の内装壁画や、Levi’s® HARAJUKUやRVCA SHIBUYAなどのストア外装壁画まで数多く手掛けている。 また、YONEX、THE NORTH FACEといったグローバル企業をはじめ、数多くのストリートブランドへのアートワーク提供も多岐に渡り、なかでも2017年に発表したadidas Skateboardingとのコラボレーションでは、自身の名を冠したシグネチャーシューズを含むコレクションをグローバルで展開し大きな話題を呼んだ。
その他にも、地域創生として各地方での壁画制作及び展示活動、世界中にメンバーを要するアーティスト集団「81 BASTARDS」の一員としてなどその活動は幅広く、現在までに日本だけでなく、アメリカ、オーストラリア、イタリア、アルゼンチンなど様々な都市で作品を発表し、国内外にその独特な世界観を広げ続けている。
2022年3月には渋谷PARCO MUSEUMにて、自身の活動の初期のアーカイブ作品から新作までを含む大型展示を成功に収めている。
Instagram:@mhak_
MOTAS.
2012年に結成したBOYAとTOMOによるアートユニットMOTAS.(モータス)。グラフィティ活動を行っていたBOYAとコマ撮り映画などのプロジェクトで活動していたTOMO。その異なるジャンルのアート活動をしていた2人が、コミック、グラフィックデザイン、タイポグラフィー、イラストレーション、抽象画など様々なスタイルを取り入れ、人間特有の感情を独自の視点でアートに落とし込んだ作品を制作。BOYAによるドローイングとTOMOによる色彩感覚によって描かれたキャンバス作品やミューラル作品は、ストーリー性や時代性、地域性を越えた不思議な温かみを感じさせる。近年は中指が折れ曲がったBLEYE(ブライ)というキャラクターと、赤青黄からなる3体の小さなOOOS(オース)をモチーフに、“どんな状況でも明日はあり、何かを背負いながら生きていく”という意味をもたせ創作の幅を広げている。
Instagram:@motas._
Ragelow
望月 玲児郎。DAILY WORKERS 工場長。国内外を放浪しながら表現のスキルを磨く。
葛飾北斎にインスパイアされ「現代の日本を切り取ること」を目的に日本中をロードトリップしながら出会った風景を描いた作品集『Survival Drive(2008)』をTHE NORTH FACEの協力のもと書籍化。
不定期発行のタブロイド誌「NEW TOKYO POST」主宰。現在は、自ら生み出したキャラクター“くろちゃん”と“ぽわわ”の保護者として唯一無二の世界観を創造している。
Instagram:@ragelow
Ryuji Kamiyama
90年代初頭、グラフィック業界から衣服の世界へ。ブランド「FAMOUZ」として裏原宿での活動を10年行う。活動後、路上から公共に至る場所にてライブペイントを中心に東京での2003年初個展を皮切りに、SF、LA、北欧などで展覧会を開催。国内での展示を中心に日本・海外での壁画やショールーム、ウインドウを描き続けている。
また、石川顕、JERRY鵜飼と共に“ULTRA HEAVY ”としての活動も行っている。
Instagram:@ryuji_kamiyama
SAND
1979年生まれ、東京在住。フリーデザイナーとしてグラフィックデザインをベースに活動。プロダクトやアパレルデザイン、ショップウィンドウ等、場所と手法を選ばずに表現を楽しむ。
グラフィックレーベル「SAYHELLO」の他、ペインターとしても「81 BASTARDS」に参加。独自の視点で全ての物をPOPに切り取る。
Instagram:@sandnaoki
USUGROW
90年代初頭、パンク、ハードコア等のアンダーグラウンドミュージックシーンでのフライヤー製作からアーティスト活動を始める。
イラストレーション、カリグラフィ、キャンバスペインティング、ミューラル等、手法、媒体を超え制作活動を展開。現在はオリジナル書体によるカリグラフィと舞踏をモチーフに、文化の伝播をテーマにした作品を主に制作中。
Instagram:@usugrow
Yohta Matsuoka
松岡洋太。ペインター、美術家。2004年より日本のストリートカルチャーシーンに触れながらライブペイント活動をスタート。
JON JON GREEN名義でダイナミックかつ自由度の高い抽象表現を用い国内外に大型のミューラル作品を残す。2021年より本名名義でモノクロームの画面に根源的な感覚でオブジェクトを配置する静物画とも言える作品制作を開始。
モチーフを巧妙に配置する事によって、物体が持つ本来の姿とは違う物になりうるのかを考察する。
Instagram:@jonjongreen23
5eL
ファイベル。2016年より活動を開始した熊本県出身、沖縄県在住の絵描き。花、植物、果物などをモチーフにポップ且つマッドな作品を描く。
ビビッドな発色でエロティック且つキュートに描かれたシンボリックな作品は一度見ただけで記憶に残るほどの存在感を持つ。
音楽の影響を受けて描かれているというモチーフや構図からは、ウィットに富んだスマートな立ち振る舞いのような雰囲気が醸し出されている。
<HIDDEN CHAMPION®について>
HIDDEN CHAMPION®〈ヒドゥン・チャンピオン〉は、生活を彩る大切な要素として、アート、写真、ボードカルチャー、ファッション、ミュージックなどさまざまなカルチャーを紹介するフリーマガジンです。“隠れたチャンピオン”というタイトルが表すとおり、マスメディアではあまり取り上げられないストリートカルチャーや、それらに関わる人たちのライフスタイルを知るきっかけを提供したいと考えています。 アーティストやクリエイターの考えとは。彼らの人生にとって大切なものとは。使命、哲学、モットー、遊び。人生をほんの少し違う視点で考えてみます。
HIDDEN CHAMPIONは、年4回(3月/6月/9月/12月)発行しており、日本全国のクラブやカフェ、バー、アパレルショップ等で配布しています。
Instagram: @hidden_champion
- 会期 2022年8月11日(木)~2022年8月28日(日)
- 時間 営業時間の通り
- 場所 蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 共催・協力 HIDDEN CHAMPION
- 問い合わせ先 03-3770-2525