【フェア】TANAAMI!! AKATSUKA!! That’s All Right!!

アート
蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース 2023年02月14日(火) - 02月28日(火)
田名網敬一が、生前に親交があった赤塚不二夫への想いを馳せて鋭意創作を続けて生まれたコラボレーション作品を通じて集英社より特装版作品集『TANAAMI!! AKATSUKA!! That‘s All Right!!』が出版されました。

本作品集の出版を記念してポップアップギャラリーを展開致します。

本作品集は、赤塚の代表作である「ひみつのアッコちゃん」や「天才バカボン」などの原画をモチーフに田名網が制作した新作が集約されたA3版の大型画集です。

オフセット印刷機に直接特色インクを流し込む"ライブプリンティング"により、一部ごとに印刷結果が異なるページを含み、すべての本が少しずつ異なるという実験的な試みがなされています。

本展では、作品集とあわせて、限定100エディションで作品集とセット販売されるA3サイズのネオシルクプリントの新作、また田名網のネオシルクプリント「金魚鉢のなかの畸形宇宙」シリーズや、アダチ版画制作の木版画を展示、販売いたします。

【プロフィール】
田名網敬一 (たなあみ・けいいち)
1936年、東京生まれ。武蔵野美術大学を卒業。1958年日宣美特選を受賞。60年代より、アメリカのカウンターカルチャーやポップアートの洗礼を受け、アニメーション作品からシルクスクリーン、漫画的なイラストレーション、コラージュ、実験映画、ペインティング、立体作品など、メディアやジャンルに捕われず、その境界を積極的に横断して創作活動を続けている孤高のアーティスト。アンディウォーホルとの出会いに触発され、現在に至るまで「編集」というデザインの方法論を用いながら、「アートとデザイン」、「アートと商品」、「日常の美」、「大衆とアート」といった今日の現代美術が抱える主要な命題に対して実験的な挑戦を試み続けている。その半世紀以上の創作活動を通して、戦後の日本を代表するPOP ARTの先駆者の一人として、世界的に高い評価を得ている。近年の田名網の主要な展覧会として、個展「Manhattan Universe」 (2022年、Venus Over Manhattan、ニューヨーク)、「記憶の修築」(2020年、NANZUKA、東京)、個展「TOKYO POP UNDERGROUND」(2019年、Jeffrey Deitch、ニューヨーク)、個展「Keiichi Tanaami」(2019年、Kunstmuseum Luzern、ルツェルン、スイス)、グループ展「TOKYO: ART & PHOTOGRAPHY」(2021年、Ashmolean Museum、オックスフォード)、「The World Goes Pop」(2015年、Tate Modern、ロンドン、イギリス)、「International Pop」 (2015年、Walker Art Center、ミネアポリス/Dallas Museum of Art、ダラス、アメリカ)など多数。また、MoMA ( ニューヨーク )、Walker Art Center (ミネアポリス)、シカゴ美術館、M+(香港)、National Portrait Gallery (スミソニアン博物館、ワシントン )、ハンブルガー・バーンホフ現代美術館( ベルリン )などのパーマネントコレクションに収蔵されている。
  • 会期 2023年2月14日(火)~2023年2月28日(火)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 NANZUKA、集英社
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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