ドローイングとは、ペインティングのための下書きではない。
描かれた／書かれた線は空間と時間を接続させ、関係させ、交通を生む──。

20世紀のドローイングの中心人物たちはもちろん、ミュージシャンらをも視野に入れる新しい現代芸術史にして、HIP HOPやダンス、都市や子どもたちの遊び、農耕などあらゆる人の営みを捉え直す注目の一冊。
ティム・インゴルドに「この世界の見方に革命を起こすだろう」と評された本書の刊行を記念して、鈴木ヒラクさんのエディション作品、Tシャツ、サイン本などを展示販売いたします。
国際的に注目されるアーティスト・鈴木ヒラクさんの世界にご注目ください。


【プロフィール】
鈴木 ヒラク (スズキ・ヒラク)
1978年生まれ。アーティスト。
東京藝術大学大学院修了後、シドニー、サンパウロ、ロンドン、ニューヨーク、ベルリンなどの各地で滞在制作を行なう。「描く」と「書く」のあいだを主題に、平面・彫刻・映像・インスタレーション・パフォーマンスなど多岐に渡る制作活動を展開し、ドローイングの拡張性を探求している。国内外の美術館で多数の展覧会に参加。音楽家や詩人らとのコラボレーションやパブリックアートも手がける。主な作品集に『GENGA』(河出書房新社、2010年)、『SILVER MARKER』(HeHe、2020年)がある。
現在、群馬県立美術館にて過去最大規模の個展「今日の発掘」が開催中(2023年9月16日～12月19日)。
https://mmag.pref.gunma.jp/exhibition/exhibition-3463