【フェア】町山耕太郎個展「やまと すぴりっつ」
アート
3号館2階 SHARE LOUNGE / 1号館1階 平台 2025年09月03日(水) - 09月18日(木)
【展示紹介】
日本の玄関口である成田空港や、イギリス、韓国など、世界を舞台に作品展示やアートプロジェクトを実施する町山耕太郎の個展が、ついに代官山 蔦屋書店に上陸です。
町山耕太郎の絵画は、風景というモチーフを極限まで単純化し、色とかたちの世界に落としこみます。赤ん坊が見る世界は、立体感のない色とかたちの平面的な世界だと言われます。作家の作品は、そうした純粋なフラットな世界を表現しており、文化や国籍を問わず観る者を魅了します。
今回のタイトルは「やまと すぴりっつ」。富山湾と立山連峰にインスパイアを受けた作品「Everlasting/ ずっと」や、立山黒部アルペンルートの紅葉にインスパイアを受けた作品「Toward Renewal/ つぎへ」など、町山が描く日本の大和ごころが通う世界をどうぞご体感ください。
会場となる2階 SHARE LOUNGEでは、「Everlasting/ ずっと」、「Toward Renewal/ つぎへ」、「Commencement/ はじまり」、「Little by little/ すこしづつ」とコラボレーションした富山発の限定プレミアム日本酒「后」限定コラボレーション4シリーズも販売します。
※19:00以 降は、3号館2階ギャラリースペースにてイベント開催があり、入場できない可能性がございます。あらかじめご了承ください。
※3号館2階のイベントエリア以外は閉店まで作品をご鑑賞いただけます。
作品紹介(※一部抜粋)
【作家ステートメント】
私は赤ん坊が世界を認識するような、意味や奥行きを持たないフラットな視覚から着想を得ています。色と形だけで構成された画面は見る人の記憶や感情、想像力を自然と呼び起こし、他者や自己との静かな対話を促します。
魅力的な風景に出会ったとき、私はそれを描きとめたいという衝動に駆られるのです。
なぜその風景に惹かれたのかを見つめていくと、そこには意味や情報を越えた「色と形」が立ち上 がってきます。意味や奥行きを削ぎ落とすことで、モチーフに惹かれた部分のコアをすくい取ろうとしているのです。
色彩の探求と「見る」という行為への独自のアプローチによって、作品は鑑賞者に“まだ名前のない世界”を体験させる装置となるのです。
(作家 町山耕太郎)
【展示コンセプト】
日本の伝説的な俳優である三船敏郎さんが、外国に行った時に「Do you have any spirits?(アルコール持ってますか?)」と聞かれて、「Yes! I have Yamato Damashii(そうだ、大和魂を持っている)」と答えたというエピソードがあります。
これは言語のニュアンスの違いや、文化の矜持という観点からも非常に興味深いです。今回の展示で扱う作品は町山さんの作風通り、心を動かされたモチーフを、町山さんの感覚で醸造・精製して究極のエッセンスに落とし込むという方法論が中心のものです。そうして作られた作品は、文化や国籍を越えて愛されています。だからこそ今回は町山さんの展示を企画する上で、あえて限定的な要素を盛り込みました。それは、私の故郷富山の風景であり、日本酒です。
富山の美しい風景は日本の一部であり、日本酒も日本が誇る素晴らしい文化です。それが町山さんという唯一無二の作家によってどう醸造されるのかを見たい、そして蒸留されたいちばん良いところを集めたい、誇りを持って全世界に発信したいと思って企画しました。
今回は代官山 蔦屋書店のSHARE LOUNGEの壁面や棚など、空間を最大限に活用して展示を構成しています。SHARE LOUNGE全体を彩る、町山さんの魂である作品や、とやまの風景、日本の良いものに酔いしれて下さい。
(キュレーター SOMSOC GALLERY 宮崎壮玄)
【作家紹介】
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町山耕太郎
画家
1980年千葉県生まれ、東京都在住。アパレル企業〈リステア〉でWebデザイナーとして勤務後、東南アジアをバックパッカーとして旅し、帰国後に絵で生きていくことを決意。派遣社員として働きながら夜はセツ・モードセミナーに通い、3度の無職期間を経てイラストの仕事を獲得。2014年、並 行して制作していたアートワークが海外のオンラインギャラリーで評価され、欧米を中心に販売開 始。
赤ん坊のように意味や奥行きを持たないフラットな視覚から着想を得た作品は、色と形のみで構成 され、見る人の記憶や感情を自然に呼び起こす。2020年の〈Arflex Tamagawa〉での個展を機に、 国内での活動も広がっている。
受賞歴に、「Rise Art Prize, highly commended 」(2017年、イギリス)、「J-WAVE発行フリーペー パー開局30周年 “J-WAVE TIME TABLE” グランプリ受賞」(2017年)、 “第3回VAADビジュアルアー ト大賞”阿部真理子賞(審査員賞)受賞(2009年)など。
Instagram: https://www.instagram.com/kotaromachiyama/
【吉乃友酒造「后」×町山耕太郎コラボ日本酒について】
吉乃友酒造は、1877年に富山県富山市で創業した歴史ある酒蔵です。伝統と革新を融合させ、より多くの方に日本酒の魅力を伝える挑戦を続けています。代表銘柄の純米大吟醸 「后シリーズ」 は、酒米の磨きによって 「洗練・気品・個性」 を表現し、初心者にも親しみやすい飲みやすさを兼ね備えています。まるでアート作品のように飲む人の感性を刺激し、日本酒ファンのすそ野を広げてきました。
今回は「あなただけの后」というコンセプトを定めてロゴを再構築し、書き下ろしの新作4バージョンに対応する4種の「后」ラベルをデザインしました。コラボ商品は、作品が彩られた化粧箱に収められています。
「后」最高級ラインには、町山耕太郎の作品と、友禅染色家・石井佑宇馬の作品がリバーシブルに手染めされた友禅風呂敷が付属します。日本酒ラベル・化粧箱・ギフト風呂敷の3点どれもが、アート作品としての鑑賞に耐えうるものになっております。
日本の玄関口である成田空港や、イギリス、韓国など、世界を舞台に作品展示やアートプロジェクトを実施する町山耕太郎の個展が、ついに代官山 蔦屋書店に上陸です。
町山耕太郎の絵画は、風景というモチーフを極限まで単純化し、色とかたちの世界に落としこみます。赤ん坊が見る世界は、立体感のない色とかたちの平面的な世界だと言われます。作家の作品は、そうした純粋なフラットな世界を表現しており、文化や国籍を問わず観る者を魅了します。
今回のタイトルは「やまと すぴりっつ」。富山湾と立山連峰にインスパイアを受けた作品「Everlasting/ ずっと」や、立山黒部アルペンルートの紅葉にインスパイアを受けた作品「Toward Renewal/ つぎへ」など、町山が描く日本の大和ごころが通う世界をどうぞご体感ください。
会場となる2階 SHARE LOUNGEでは、「Everlasting/ ずっと」、「Toward Renewal/ つぎへ」、「Commencement/ はじまり」、「Little by little/ すこしづつ」とコラボレーションした富山発の限定プレミアム日本酒「后」限定コラボレーション4シリーズも販売します。
※19:00以 降は、3号館2階ギャラリースペースにてイベント開催があり、入場できない可能性がございます。あらかじめご了承ください。
※3号館2階のイベントエリア以外は閉店まで作品をご鑑賞いただけます。
作品紹介(※一部抜粋)

【作家ステートメント】
私は赤ん坊が世界を認識するような、意味や奥行きを持たないフラットな視覚から着想を得ています。色と形だけで構成された画面は見る人の記憶や感情、想像力を自然と呼び起こし、他者や自己との静かな対話を促します。
魅力的な風景に出会ったとき、私はそれを描きとめたいという衝動に駆られるのです。
なぜその風景に惹かれたのかを見つめていくと、そこには意味や情報を越えた「色と形」が立ち上 がってきます。意味や奥行きを削ぎ落とすことで、モチーフに惹かれた部分のコアをすくい取ろうとしているのです。
色彩の探求と「見る」という行為への独自のアプローチによって、作品は鑑賞者に“まだ名前のない世界”を体験させる装置となるのです。
(作家 町山耕太郎)
【展示コンセプト】
日本の伝説的な俳優である三船敏郎さんが、外国に行った時に「Do you have any spirits?(アルコール持ってますか?)」と聞かれて、「Yes! I have Yamato Damashii(そうだ、大和魂を持っている)」と答えたというエピソードがあります。
これは言語のニュアンスの違いや、文化の矜持という観点からも非常に興味深いです。今回の展示で扱う作品は町山さんの作風通り、心を動かされたモチーフを、町山さんの感覚で醸造・精製して究極のエッセンスに落とし込むという方法論が中心のものです。そうして作られた作品は、文化や国籍を越えて愛されています。だからこそ今回は町山さんの展示を企画する上で、あえて限定的な要素を盛り込みました。それは、私の故郷富山の風景であり、日本酒です。
富山の美しい風景は日本の一部であり、日本酒も日本が誇る素晴らしい文化です。それが町山さんという唯一無二の作家によってどう醸造されるのかを見たい、そして蒸留されたいちばん良いところを集めたい、誇りを持って全世界に発信したいと思って企画しました。
今回は代官山 蔦屋書店のSHARE LOUNGEの壁面や棚など、空間を最大限に活用して展示を構成しています。SHARE LOUNGE全体を彩る、町山さんの魂である作品や、とやまの風景、日本の良いものに酔いしれて下さい。
(キュレーター SOMSOC GALLERY 宮崎壮玄)
【作家紹介】
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町山耕太郎
画家
1980年千葉県生まれ、東京都在住。アパレル企業〈リステア〉でWebデザイナーとして勤務後、東南アジアをバックパッカーとして旅し、帰国後に絵で生きていくことを決意。派遣社員として働きながら夜はセツ・モードセミナーに通い、3度の無職期間を経てイラストの仕事を獲得。2014年、並 行して制作していたアートワークが海外のオンラインギャラリーで評価され、欧米を中心に販売開 始。
赤ん坊のように意味や奥行きを持たないフラットな視覚から着想を得た作品は、色と形のみで構成 され、見る人の記憶や感情を自然に呼び起こす。2020年の〈Arflex Tamagawa〉での個展を機に、 国内での活動も広がっている。
受賞歴に、「Rise Art Prize, highly commended 」(2017年、イギリス)、「J-WAVE発行フリーペー パー開局30周年 “J-WAVE TIME TABLE” グランプリ受賞」(2017年)、 “第3回VAADビジュアルアー ト大賞”阿部真理子賞(審査員賞)受賞(2009年)など。
Instagram: https://www.instagram.com/kotaromachiyama/
【吉乃友酒造「后」×町山耕太郎コラボ日本酒について】
吉乃友酒造は、1877年に富山県富山市で創業した歴史ある酒蔵です。伝統と革新を融合させ、より多くの方に日本酒の魅力を伝える挑戦を続けています。代表銘柄の純米大吟醸 「后シリーズ」 は、酒米の磨きによって 「洗練・気品・個性」 を表現し、初心者にも親しみやすい飲みやすさを兼ね備えています。まるでアート作品のように飲む人の感性を刺激し、日本酒ファンのすそ野を広げてきました。
今回は「あなただけの后」というコンセプトを定めてロゴを再構築し、書き下ろしの新作4バージョンに対応する4種の「后」ラベルをデザインしました。コラボ商品は、作品が彩られた化粧箱に収められています。
「后」最高級ラインには、町山耕太郎の作品と、友禅染色家・石井佑宇馬の作品がリバーシブルに手染めされた友禅風呂敷が付属します。日本酒ラベル・化粧箱・ギフト風呂敷の3点どれもが、アート作品としての鑑賞に耐えうるものになっております。

【友禅ギフト風呂敷について】
吉乃友酒造「后」の最高級ライン「RED」、「BLUE」には、町山耕太郎デザインラベルと化粧箱に加え、染色家石井佑宇馬が一点一点染め上げた、町山耕太郎と石井佑宇馬による作品がデザインされたリバーシブルの手染め友禅風呂敷が付属します(「后」の最高級ライン「RED」、「BLUE」は受注生産です)。


石井佑宇馬
染色家
染色家
2001年福島県いわき市生まれ。現在、金沢美術工芸大学 大学院美術工芸研究科 工芸専攻在籍。伝統的な友禅の技法に基づいた染色表現を通して「今生きている世界との関わり方」や「私の感覚・ものをみる視点」を思考・提示する。過去の受賞歴に、「第3回EGK KOGEI AWARD 金沢エナジー 賞」、「A-TOM ART AWARD2023 TOYAMA賞」、「Van Cleef&Arpels デザインスカラシップ」、 「PRIZE for LEADING CHARACTER / DSF CULTIVATION AWARD for Students」、「SHIBUYA ART AWARDS 審査員 小松隆宏賞」、「クマ財団クリエイター奨学金 第8期・第9期生」「第6回金沢・世界工芸トリエンナーレ/ 2025金沢・世界工芸コンペティション 次世代賞」など。
Instagram: https://www.instagram.com/ishiiyuma_/
吉乃友酒造概要
吉乃友酒造 は、1877年(明治10年)に富山県富山市婦中町で創業した歴史ある酒蔵です。
富山の肥沃な土壌と清らかな水で育まれた酒米を用い、純米酒にこだわり、純米酒ひとすじで酒づ くりを続けています。自社栽培から醸造・出荷までを一貫して行う“日本酒ドメーヌ”として、土地の恵みをそのまま酒に映し出し、日本酒という文化を未来へつなぎ、世界へと広げることを使命とし ています。
FAVORRIC 概要
本展では、「アートと暮らす。」をテーマにアーティストたちとコラボレーションを行いプロダクト開発を行うブランド、FAVORRICから発売されている町山耕太郎氏のオリジナルコラボプロダクトを販売いたします。販売会場は、 1号館1階 人文フロア レジ前平台です。
今、私たちは本当に出会いたいものと出会えているでしょうか。
世界はつながり、今やいつでも世界中から簡単に安価でよい商品を買えるようになりました。でも どことなく均一的で、心から好きと思えるような商品に出会えていない。そんな印象はないでしょうか。
生産の効率が優先され、画一的に生産された製品たち。FAVORRICは そんなショッピングのあり方 を 変えたいと考えます。
アーティストやクリエイターが 生み出すオリジナリティと選りすぐりの生地、染め、縫製、工芸の 高いクオリティの出会い。あなたが心から好きと思えるものと出会えるために、数々の“ここにしかない出会い”をご用意しています。
本当に好きなものと出会える自由を。
FAVORRIC
Instagram: https://www.instagram.com/ishiiyuma_/
吉乃友酒造 は、1877年(明治10年)に富山県富山市婦中町で創業した歴史ある酒蔵です。
富山の肥沃な土壌と清らかな水で育まれた酒米を用い、純米酒にこだわり、純米酒ひとすじで酒づ くりを続けています。自社栽培から醸造・出荷までを一貫して行う“日本酒ドメーヌ”として、土地の恵みをそのまま酒に映し出し、日本酒という文化を未来へつなぎ、世界へと広げることを使命とし ています。
FAVORRIC 概要
本展では、「アートと暮らす。」をテーマにアーティストたちとコラボレーションを行いプロダクト開発を行うブランド、FAVORRICから発売されている町山耕太郎氏のオリジナルコラボプロダクトを販売いたします。販売会場は、 1号館1階 人文フロア レジ前平台です。

今、私たちは本当に出会いたいものと出会えているでしょうか。
世界はつながり、今やいつでも世界中から簡単に安価でよい商品を買えるようになりました。でも どことなく均一的で、心から好きと思えるような商品に出会えていない。そんな印象はないでしょうか。
生産の効率が優先され、画一的に生産された製品たち。FAVORRICは そんなショッピングのあり方 を 変えたいと考えます。
アーティストやクリエイターが 生み出すオリジナリティと選りすぐりの生地、染め、縫製、工芸の 高いクオリティの出会い。あなたが心から好きと思えるものと出会えるために、数々の“ここにしかない出会い”をご用意しています。
本当に好きなものと出会える自由を。
FAVORRIC
- 日程 9月3日(水)~9月18日(木)
- 時間 営業時間の通り
- 場所 3号館2階 SHARE LOUNGE / 1号館1階 平台
- 主催 代官山 蔦屋書店 / SOMSOC GALLERY
- 問い合わせ先 03-3770-2525