【展示】吉岡雅哉 絵画展「コンビニ画五十六景」
アート
蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア 2025年12月26日(金) - 01月12日(月)
広めの駐車場に大衆車が並ぶ、どこにでもありそうな郊外の景色。
印象派のタッチで、光や風を捉えた描写。
激変する世界の先頭を走るコンビニが、一転して、絵の中で静止する。
わたしたちは先へ進み、コンビニ画に刻まれた歴史に気付く。
「コンビニ画 五十六景」は、作家・吉岡雅哉が描く風景画シリーズです。
20年前に「コンビニは絵になる」と直感して以来、吉岡が繰り返し描いてきた風景です。
本展では、2010年代から近年までの間に描かれたコンビニ画を展示いたします。
都会のなかでは自在に形態を変化させ、あらゆるスペースに収まるコンビニですが、ひとたび都会を離れると、定型的な姿のコンビニが街のライフラインとして存在しています。
日本で暮らしていると気づきにくいけれど、富士山と並ぶ日本の風景的アイコンはコンビニだと、海外から訪れた人には見えるのかもしれません。
変わらないように見えて、内も外も常に変化していることも、コンビニの気づきにくいところです。
人も物も、入っては出ていく、生き物のような存在です。
吉岡のコンビニ画もよく見ると、時代に即して変化した姿が描かれていることがわかります。
今と違うコンビニの姿に、懐かしさを感じられるかもしれません。
その懐かしさは、100年、200年後、歴史を見るまなざしに変わっているかもしれません。
コンビニ画五十六景は、わたしたちの時代の歴史画でもあるのです。
普段観察することのない、コンビニの景色を、じっくりとご覧ください。
【プロフィール】
吉岡雅哉(よしおか・まさや)
1981年兵庫県神戸市生まれ
宮大工の家に生まれ育ち、伝統的な職人技を習得し独立する一方、幼少の頃より西洋絵画を独学で学ぶ。現代性と民俗性が入り交じる田舎の景色を、様々な絵画様式で描いている。
主な個展
2025 コンビニ画五十六景 with 紋℃コレクション [みんなのギャラリー/ 東京]
2024 みんなのコンビニ [みんなのギャラリー/ 東京]
2023 来し方行く末 [みんなのギャラリー/ 東京]
2011 庭いじり [Galerie Sho Contemporary Art / 東京]
2009 床上手 [トーキョーワンダーウォール都庁/ 東京]
アートフェア
2023 アートフェア東京2023 [東京]
2022 アートフェアアジア福岡2022 [福岡]
2012 アートフェア東京2012 [東京]
2011 ART HONG KONG INTERNATIONL [香港]
2009 SCOPE Miami International Art Show [マイアミ、アメリカ]
受賞
トーキョーワンダーウォール賞(2008年)、とよた美術展'07審査員賞(2007年)、シェル美術賞 蔵屋美香審査員奨励賞(2006年)、交換する種 Vol.2 アドバイザー賞(2006年)
コレクション
紋℃コレクション、The Jean Pigozzi Collection Of Contemporary Japanese Art
印象派のタッチで、光や風を捉えた描写。
激変する世界の先頭を走るコンビニが、一転して、絵の中で静止する。
わたしたちは先へ進み、コンビニ画に刻まれた歴史に気付く。
「コンビニ画 五十六景」は、作家・吉岡雅哉が描く風景画シリーズです。
20年前に「コンビニは絵になる」と直感して以来、吉岡が繰り返し描いてきた風景です。
本展では、2010年代から近年までの間に描かれたコンビニ画を展示いたします。
都会のなかでは自在に形態を変化させ、あらゆるスペースに収まるコンビニですが、ひとたび都会を離れると、定型的な姿のコンビニが街のライフラインとして存在しています。
日本で暮らしていると気づきにくいけれど、富士山と並ぶ日本の風景的アイコンはコンビニだと、海外から訪れた人には見えるのかもしれません。
変わらないように見えて、内も外も常に変化していることも、コンビニの気づきにくいところです。
人も物も、入っては出ていく、生き物のような存在です。
吉岡のコンビニ画もよく見ると、時代に即して変化した姿が描かれていることがわかります。
今と違うコンビニの姿に、懐かしさを感じられるかもしれません。
その懐かしさは、100年、200年後、歴史を見るまなざしに変わっているかもしれません。
コンビニ画五十六景は、わたしたちの時代の歴史画でもあるのです。
普段観察することのない、コンビニの景色を、じっくりとご覧ください。
【プロフィール】
吉岡雅哉(よしおか・まさや)
1981年兵庫県神戸市生まれ
宮大工の家に生まれ育ち、伝統的な職人技を習得し独立する一方、幼少の頃より西洋絵画を独学で学ぶ。現代性と民俗性が入り交じる田舎の景色を、様々な絵画様式で描いている。
主な個展
2025 コンビニ画五十六景 with 紋℃コレクション [みんなのギャラリー/ 東京]
2024 みんなのコンビニ [みんなのギャラリー/ 東京]
2023 来し方行く末 [みんなのギャラリー/ 東京]
2011 庭いじり [Galerie Sho Contemporary Art / 東京]
2009 床上手 [トーキョーワンダーウォール都庁/ 東京]
アートフェア
2023 アートフェア東京2023 [東京]
2022 アートフェアアジア福岡2022 [福岡]
2012 アートフェア東京2012 [東京]
2011 ART HONG KONG INTERNATIONL [香港]
2009 SCOPE Miami International Art Show [マイアミ、アメリカ]
受賞
トーキョーワンダーウォール賞(2008年)、とよた美術展'07審査員賞(2007年)、シェル美術賞 蔵屋美香審査員奨励賞(2006年)、交換する種 Vol.2 アドバイザー賞(2006年)
コレクション
紋℃コレクション、The Jean Pigozzi Collection Of Contemporary Japanese Art
- 会期 2025年12月26日(金)~2026年1月12日(月)
- 時間 営業時間の通り
- 場所 蔦屋書店2号館 1階 ブックフロア
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 共催・協力
- 問い合わせ先 03-3770-2525