韓国・済州のローカルニットブランド「 翰林手織(ハンリムスジク)」が代官山 蔦屋書店にて、日本初となるポップアップ展示『復元された価値、今日の関係』を開催します。

翰林手織（ハンリムスジク）は1959年、済州・翰林邑の聖イシドル牧場で誕生した、チェジュ初のウールニットブランドです。
1970、80年代には、女性の雇用を支える重要な産業として発展しましたが、工業化や安価な輸入製品の流入により、2005年に惜しまれつつ幕を閉じました。

済州を拠点とするローカルコンテンツ企業、 コンテンツグループ・チェジュ商会(株) は、2021年より「ハンリムスジク再生プロジェクト」を始動。
職人の技術と記憶を掘り起こし、地域の感覚を現代のライフスタイルに再解釈してきました。
会期中は、アラン模様を基調としたニット製品や受注生産によるクラフトラインを中心に、ブランドの記録と再生のプロセスを紹介します。

あわせて、済州（チェジュ）発のローカルマガジン〈iiin〉英語版『JEJU A to Z』も展示・販売。 済州を「旅先」ではなく「暮らしの場」として記録してきた視点を海外読者に届けます。

本ポップアップは、韓国のブランド経験専門会社STUDIO MMERと、東京を拠点とするLaundryRiceArchitectsが共同で企画しました。

【プロフィール】
チェジュ商会
コンテンツグループ・チェジュ商会(株) は、済州を拠点に、ローカルブランド、出版、空間、体験を横断的に開発・運営するクリエイティブカンパニーです。