ヤマウチコウスケ氏が影響を受けた、映画・車・スケートボード・木工の全てを注ぎ込み表現し去年実施された「kino」展。スケートボードのパーツと木のみでつくられたクルマの各モデルの仕上がりは好評をいただきました。それら作品の中からホットロッドをイメージしたモデルと前回は展示されなかったスケートボードを展示します。印象的な愛車を芸術品のスケートボードで、囲み、すべてが木で構成されたガレージのような空間で作品をご覧ください。


【プロフィール】
ヤマウチコウスケ
1980年生まれ。GRAIN-ON SKATEBOARDS主催。事故で左足の親指を潰したことがきっかけとなり、オーリーをしないクルーザーデッキに出会う。
探索の末、1960年代に作られた単板製スケートボードに家具職人として培ってきた技術、伝統的な木工技法を組み合わせた独自のスタイルを確立。
国内外のグループ展を中心にしたコラボレーション作品にデッキを提供し続けてきたコースケ・ヤマウチがついに乗らないスケートボードで新境地を見せる。

GRAIN-ON SKATEBOARDS (グレインオンスケートボード)
家具職人が提案する木製スケートボードです。長いスケートカルチャーの中でも、60～70年代頃のアメリカで製作されていたフラットデッキ。その初期スケートボードスタイルに、寄木・継手・埋木などの伝統的な木工技法をブレンドしています。着色は一切せず、様々な樹種の天然の色味を組み合わせてデザインしています。ナチュラルオイルだけで仕上げているので、木は呼吸し続けます。使い込むほどに風合いが増し、使用により着いたキズや汚れも魅力的な表情として、乗り手を楽しませてくれます。のんびりとリラックスしたクルージングを楽しんで頂ければ幸いです。