『勿体ない』という想いで先代が作った、50年前の革端材製バッグが見つかりました。

靴やバッグなど、様々な革製品の製造過程で生まれてしまう切り残りの革端材たち。
「捨てるのは勿体ない、けれど使い道が見つからない。」
我々東京下町の職人たちは、ブランドメーカーの受託製造を行いながら、この絶え間なく生まれる革端材の使い道に頭を悩ませ続けて参りました。
商品に使用された同等かそれ以上の革が、生かされることなく廃棄されて来ています。

この貴重な資源を有効活用すべく、職人たちのワークグループが立ち上がりました。

この度のフェアでは、近年のグループ活動から生まれた様々なアップサイクル商品の紹介・販売と共に、オリジナル商品製作をお客様自身でご体験頂けるワークショップを開催致します。

先代が生みだした５０年前の始まりのバッグも現代の復刻版と共に記念展示。
今も変わらず世代を越えて継承されるサステナブルへの想いと、ものづくりのリアルにぜひ触れてください。

【ワークショップ開催】
会期中13：00〜17：00まで、ワークショップを開催致します。(9月9日、10日除く)
所要時間は15分～30分、革を繋ぎ編んでいく簡単な作業なのでどなたでもご参加いただけます。
参加費用は対象となる商品(キーホルダー、ストラップ、サンダル)の実費代金のみで事前予約不要ですが、座席数に限りがあり、お待たせする場合がございます。

【プロフィール】
600Garage／株式会社ＬＵＪＡＮ(セイチェントガレージ／ルハン)
浅草にて創業。先代より皮革加工業に携わり、ブランドメーカーの受託と並行して、型抜きした革を使用したストラップや革素材でアレンジしたデザインマスクなど、オリジナルのレザー製品を製作販売。 『沢山の人を笑顔にしたい、商品を使う人だけでなく、家族や仲間とのコミュニケーションも弾ませたい』をモットーに、『あったらいいな』を形にすべく商品開発に邁進中。 社名の由来はアルゼンチン修行時の恩師と愛車Fiatへの憧れから。
https://www.600garage.com/

SHOESbakery／株式会社高進製靴(シューズベーカリー／タカシンセイカ)
ブランドメーカーの靴を専門に設計から仕上げまで全工程を行う専業メーカーとして、1953年浅草近郊に創業。 ブランド靴生産の傍ら、経験で培われた高い技術と革への愛着を元に、型紙の外に残る未使用革を生かしたオリジナルグッズを多数商品化。 その他にも規格外サイズの靴や保護ネコ活動を意図した猫をモチーフとしたアクセサリー商品の製作など、多角的な商品開発にいとまなく専心している。
https://www.takashinseika.co.jp/