【フェア】『Another Room もうひとつの部屋』刊行記念 本は明るいおもちゃである。~松田行正の本づくり~

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蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア 2020年01月08日(水) - 02月10日(月)
"やさしい本 おもわずプレゼントしたくなる本
夢を持ち続けている大人の本 オブジェとしての本
そして、奇妙で月っぽい本
牛若丸では、そんな本をつくり続けてゆきたいと思います。"

工作舎などで多くの本を手掛けたグラフィックデザイナー・松田行正氏による<牛若丸>は、一年に一冊、特別な本を刊行している個人出版レーベル。
本の持つオブジェ性を追及し、そこにあるだけでわくわくするような、手にとってすみずみまで探検したくなる本をつくっています。

また松田さんは「デザインの歴史探偵」として、さまざまなもののルーツを探る本も執筆されています。

『Another Room もうひとつの部屋』は、本書から<牛若丸>を引き継いだ、LIXIL出版との共同制作レーベル<牛若丸叢書>の第1弾。
シリーズ刊行を記念し、貴重なヴィンテージ本を特別に販売。また、松田さんの本作りにインスピレーションを与えた本を選書していただきました。

【プロフィール】
松田 行正 (まつだ・ゆきまさ)
1948年生まれ。ブック・デザイナー。本のデザインと併行して、本のオブジェ性を探求するミニ出版社、牛若丸を主宰し、出版活動もしています。
本のデザイン以外にも、せんだいメディアテーク、大社文化プレイス、みなとみらい21の元町・中華街駅プラットフォーム、まつもと市民芸術館、富弘美術館、フランスのコニャック・ジェイ病院などの建築のサインも手がけました。
また、デザイン・ワークのかたわら、文字や記号を含めた、「もののはじまり」に興味があり、そこから想を得た執筆活動もしています。

編著書は、『ZERRO』(2003)『アンフラマンス/梱包されたデュシャン』(2006)『✕バツBATZ』(2007)『et 128件の記号事件ファイル』(2008)『1000億分の1の太陽系+400万分の1の光速』(2009)『ラジカル・ヒストリー・ツアー 速度びより』(2010)『フィジカル・グラフィティ・ツアー せつだん81面相』(2011)『ピーカブック 楽しい知識』(2012)など(以上牛若丸)。『眼の冒険 デザインの道具箱』(2006)『はじまりの物語 デザインの視線』(2007)(以上紀伊國屋書店)。『和力 日本を象る』(2008)『和的 日本のかたちを読む』(2013)(以上NTT出版)。『線の冒険 デザインの事件簿』(角川学芸出版、2009)。『図地反転』(美術出版社、2010)。『時の冒険 デザインの想像力』(朝日新聞出版、2012)など。
いずれも執筆ばかりではなく、造本デザインも手がけています。
  • 会期 2020年1月8日(水)~2020年2月10日(月)
  • 時間 7:00~深夜2:00(営業時間)
  • 場所 蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 松田オフィス、LIXIL出版
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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