【フェア】『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHK出版)刊行記念 古田徹也選書フェア「言葉の世界を探検する」
人文
蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア 2021年06月01日(火) - 07月31日(土)
『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHK出版)の刊行を記念して、今回本を選んでくれるのは古田徹也さん(東京大学准教授)。
『言葉の魂の哲学』(講談社)をはじめとした著作で、学界・一般の両方の世界にファンをたくさん作ってきました。
学術書にはめずらしい(?)精妙な文章を、「しっくりくる」言葉を選びながら綴ってゆく古田さんの仕事の背景には、こんな本があったようです。(NHKブックス編集部)
ふだんは何気なく使っている言葉ですが、あらためて目を向けてみると、そこには驚くほどの広がりと、繊細な表情があることが分かります。言葉そのものを探検し、体験し、学び、味わうことのできる本を、文学や哲学、言語学といった多様な分野の中から選びました。(古田徹也)
古田さんに丁寧に選んでいただいた選書ラインナップと、1冊ずつへのコメントつき小冊子も配布しております。どうぞお楽しみください。
【プロフィール】
古田 徹也 (ふるた・てつや)
1979年、熊本県生まれ。東京大学文学部卒業、同大大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学准教授、専修大学准教授を経て現在、東京大学准教授。「言語」「心」「行為」の各概念を手掛かりに、英語圏・ドイツ語圏の現代哲学・倫理学を専攻する。ウィトゲンシュタインの『講義・数学の基礎編』と『ラスト・ライティングス』を全訳。(いずれも講談社、前者は大谷弘氏との共訳。)著書に『それは私がしたことなのか――行為の哲学入門』(新曜社)、『言葉の魂の哲学』(講談社選書メチエ、2019年サントリー学芸賞)、『不道徳的倫理学講義――人生にとって運とは何か』(ちくま新書)、『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』(角川選書)など。最新刊に『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHK出版)がある。
- 会期 2021年6月1日(火)~2021年7月31日(土)
- 時間 営業時間の通り
- 場所 蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3770-2525