【フェア】[NIEI 丹影] 絵付け師という仕事

人文
蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア 2022年12月26日(月) - 01月31日(火)
伝統的な制約を越え、自分の技術の限界ギリギリまでに挑戦したモノづくりがしたいという衝動から、独自の作品づくりにも積極的に取り組んでいる丹影 。それが陶号〈丹影〉を掲げて行っている作家活動です。細かな描き込み、華やかな色使いの技術をさらに突き詰め、市販品では実現できないような精緻な表現を常に追い求めつつも、決して華美にはならず、京都の焼き物らしい優美さをまとう作品を目指しています。
今展ではお皿・急須・茶碗を始め、招き猫もご紹介させて頂きます。
描詰(かきづめ)という高度な技法を用いた作品を通じて、丹影 の新しい世界をご堪能ください。

清水焼
京都の代表的な焼き物である〈清水焼〉
もともと陶土や陶石が十分でなかった京都には、日本各地から材料が運び込まれるとともに、優れた陶工も集まり、多様な産地の焼き物の長所が幾重にも重なり合いながら現在に至りました。また、公家や大名のお茶会などに使われ、装飾性や芸術性が競そわれてきた歴史は、古都、京都ならでは、であると言えます。

描詰(かきづめ)
精細な文様が素地を埋め尽くすように描く技法で、高い技術と膨大な手間を要し、その鮮麗な佇まいは清水焼の特徴的な表現のひとつです。
金彩は、色絵のなかでも、とりわけ金の絵付けが施されたもので、いっそうの優美さをたたえます。

以下、アーティストからのメッセージです。

「器との出会い」

まるで、そこだけに
やわらかな光が指すように

一目見たときに
そう感じてもらいたい

懐かしいけど新しい
華やかだけど優しい

様々なシーンに寄り添う
作品を揃えました。

見るたび、触れるたび、 使うたびに
心地よく感じて頂ければ 幸いです。
NIEI 丹影

【プロフィール】
NIEI 丹影 (にえい)
2018年/陶号を丹影とする
第40回京焼・清水焼展 京都陶磁器卸商業協同組合理事長賞
京都陶磁器意匠保護協会会長賞
第60回 京都色絵陶芸展 京都新聞社賞
2020年/第42回 京焼・清水焼展 京都陶磁器協会理事長賞
経済産業大臣指定の伝統工芸士に認定
京都市伝統産業「未来の名匠」に認定
 
  • 会期 2022年12月26日(月)~2023年1月31日(火)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 伝統工芸士 丹影
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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