伊藤亜紗さん初の美術の入門書『感性でよむ西洋美術』が刊行されました。

本書の特徴は、およそ100ページで「西洋美術」の2500年を一気に見ていくこと。約40点の西洋美術を鑑賞し、「この時代の作品はこんな感じ」という全体像を手に入れることができます。

本のキーワードは「感性」。感じたことを言葉にしてみれば、感じたことが深まり、言葉も磨かれる、と伊藤亜紗さんは言います。今回のイベントでは、この「感性」をとっかかりに、私たちとアートのつながりをとらえなおしてみます。

対談相手は、医師であり、山形ビエンナーレの芸術監督を務める稲葉俊郎さん。自身が院長を務める軽井沢病院では、医療と芸術をつなげる活動をおこなっています。

感性と言葉を行き来することで、私たちは何を手に入れることができるのか。「身体」を専門にする二人が思いのたけを語り合う、初の対談です。
 
【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【対象商品】
・イベント [来店参加] 券(1,500円／税込)
・イベント [オンライン参加] 券(1,500円／税込)
・書籍『感性でよむ西洋美術』(ＮＨＫ出版・792円／税込)+イベント [来店参加] 券(1,500円／税込) セット 2,292円(税込)
・書籍『感性でよむ西洋美術』(ＮＨＫ出版・792円／税込)+イベント [オンライン参加] 券(1,300円／税込)+送料(500円／税込) セット 3,780円(税込)
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    【プロフィール】
伊藤 亜紗 (いとう・あさ)
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授、東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長。東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻美学芸術学専門分野博士課程単位取得退学(文学博士)。専門は美学、現代アート。著書に『ヴァレリーの芸術哲学、あるいは身体の解剖』(水声社)、『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社新書)、『目の見えないアスリートの身体論 なぜ視覚なしでプレイできるのか』(潮新書)、『どもる体』(医学書院)、『記憶する体』(春秋社)、『手の倫理』(講談社選書メチエ)、『体はゆく できるを科学する〈テクノロジー×身体〉』(文藝春秋)など多数。

稲葉 俊郎 (いなば・としろう)
1979年熊本生まれ。医師、医学博士。軽井沢病院院長。2014年に東京大学医学系研究科内科学大学院博士課程を卒業(医学博士)。2014~2020年3月、東京大学医学部付属病院循環器内科助教。2020年4月から軽井沢へと拠点を移し、信州大学社会基盤研究所特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員を兼任。東北芸術工科大学客員教授(山形ビエンナーレ2020 芸術監督就任)を併任。2022年4月から軽井沢病院院長。著書に『ころころするからだ　この世界で生きていくために考える「いのち」のコト』(春秋社)、『学びのきほん からだとこころの健康学』(NHK出版)、『いのちを呼びさますもの　ひとのこころとからだ』『いのちは のちの いのちへ　新しい医療のかたち』(アノニマ・スタジオ)など。