【フェア】中原淳一的生活
人文
蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア 2023年10月03日(火) - 11月30日(木)
「美しい愉しい暮らしは、他人に見せるためではなく、自分のために必要なのです。」
中原淳一
昭和二十年代に、「それいゆ」「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」などの女性向けの雑誌を世に出し、混乱する世の中にあって、どんなふうに生きていけばいいのか、「美しく生きる」という姿勢を信念を持って語り続けた中原淳一。
そこには、モノがなくとも、お金が不足していても、工夫と前向きな気持ちがあれば「美しく愉しい暮らし」が実現できるという教えがたくさん詰まっていました。たくさんの絵と言葉によって紡がれた彼のメッセージは、いま、時を超えて私たちの心に響いてきます。
本フェアでは、それぞれの風土に育まれた伝統を現代に繋げていこうと、ものづくりをされている生産者たちに中原淳一の言葉が寄り添い、「美しい愉しい暮らし」を提案します。
会期中には香紡縁さんの水引箸のワークショップ(お箸はよろしぃおあがり)と、和國商店さんの折り鶴ワークショップを開催します。
中原淳一生誕110年を迎えるこの年に、いつまでも色褪せない世界観をお楽しみ下さい。
中原淳一
昭和二十年代に、「それいゆ」「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」などの女性向けの雑誌を世に出し、混乱する世の中にあって、どんなふうに生きていけばいいのか、「美しく生きる」という姿勢を信念を持って語り続けた中原淳一。
そこには、モノがなくとも、お金が不足していても、工夫と前向きな気持ちがあれば「美しく愉しい暮らし」が実現できるという教えがたくさん詰まっていました。たくさんの絵と言葉によって紡がれた彼のメッセージは、いま、時を超えて私たちの心に響いてきます。
本フェアでは、それぞれの風土に育まれた伝統を現代に繋げていこうと、ものづくりをされている生産者たちに中原淳一の言葉が寄り添い、「美しい愉しい暮らし」を提案します。
会期中には香紡縁さんの水引箸のワークショップ(お箸はよろしぃおあがり)と、和國商店さんの折り鶴ワークショップを開催します。
中原淳一生誕110年を迎えるこの年に、いつまでも色褪せない世界観をお楽しみ下さい。
【関連イベント】中原淳一的生活 「水引で作る、梅結びの箸帯ワークショップ」
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/36057-1705350922.html
【関連イベント】中原淳一的生活 「和國商店の銅板で作る、折鶴ワークショップ」
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/36058-1723200922.html
【プロフィール】
中原 淳一 (なかはら・じゅんいち)
(1913~1983) 昭和初期、少女雑誌「少女の友」の人気画家として一世を風靡した中原淳一は、戦後まもない1946年、独自の女性誌「それいゆ」を創刊、続いて「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」などを発刊し、夢を忘れがちな時代の中で女性たちに暮しもファッションも心も「美しくあれ」と幸せに生きる道筋を示してカリスマ的な憧れの存在となりました。 活躍の場は雑誌にとどまらず、ファッション、イラストレーション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で時代をリードし、その全ての分野で日本における先駆的な存在として、多くのクリエイターに多大な影響を与えました。 その卓越したセンスと不朽のメッセージは現代もなお人々の心を捉え、男女問わず幅広い世代から人気と支持を得ています。
(1913~1983) 昭和初期、少女雑誌「少女の友」の人気画家として一世を風靡した中原淳一は、戦後まもない1946年、独自の女性誌「それいゆ」を創刊、続いて「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」などを発刊し、夢を忘れがちな時代の中で女性たちに暮しもファッションも心も「美しくあれ」と幸せに生きる道筋を示してカリスマ的な憧れの存在となりました。 活躍の場は雑誌にとどまらず、ファッション、イラストレーション、ヘアメイク、ドールアート、インテリアなど幅広い分野で時代をリードし、その全ての分野で日本における先駆的な存在として、多くのクリエイターに多大な影響を与えました。 その卓越したセンスと不朽のメッセージは現代もなお人々の心を捉え、男女問わず幅広い世代から人気と支持を得ています。
公式ホームページ:https://www.junichi-nakahara.com
【生産者の紹介】
あかり工房吉野 (奈良)
私の作るあかりは、雨や霧の多い気候に恵まれ丹精込めて育てられた銘木・奈良吉野産ヒノキを使用し、1つ1つ手作りしています。檜の上質な柾目材を適度な厚みにスライスし、一枚一枚貼り重ねていますので、あかりを灯したときに独特の色合いと陰影が浮かび上がります。 人がリラックスできる光は「少し暗め・不均質・前方向からの 夕陽や炎に近 いオレンジ色の光」だと言われています。眠る2時間程前からはこのような光で過ごすと眠りの質が良くなるとも....。 私の作るこのあかりをお使い頂くことで、自然を感じ安らぎのひと時をお過ごし頂ければ幸いです。
嘉兵衛本舗 (奈良)
奈良奥大和にて、父から学び三姉妹でお茶作りに努めております。 お茶は日本に伝わってからおよそ1200年今も日本人の食にそっと寄り添い、受け継がれています。 吉野に伝わる伝統的手法で作る天日干し番茶はおひさまと作る手作りの番茶です。 シンプルだけどやさしくて、香ばしい香りは癒しを生みます。自分のための5分、お茶を淹れて一息をつく私達の作るお茶が、一日のどんな場面にもそっと寄り添えるそんなお茶でありたいのです。
香紡縁 (東京)
気持ちが落ち着き、心を弾ませてくれる植物の香り。 水引ならではの美しい色、波紋を思わせる紐の流れと結び。 香りも水引も、せわしない毎日を過ごす私たちの心身をほっと癒す力を持っています。 知っているようで知らない、香りや水引のこと。 香りを編み、水引を紡ぐ。 「香紡縁 KOU BOU EN」は、香りと水引のブランドです。
桜井こけし (宮城)
宮城県鳴子温泉にて江戸末期から代々続く、木地師の家系である櫻井家。鳴子温泉の風土から生まれるこけしを作り続け、人々の生活に寄り添い、東北の鳴子温泉を、櫻井家らしさを感じるもの作りを目指しています。 「人々の暮らしと、ともにあるこけし」という想いを大切に、手にとった方の暮らしにゆとりや豊かさが生まれることを願って、四季を感じ、日本文化に寄り添う、季節飾りやこけしを製作しています。
廣箸 (奈良)
「よろしぃおあがり」のお箸は江戸時代からお箸づくりで知られる、奈良県南部にある吉野の下市でつくっています。使っているのは、樹齢60~100年の吉野杉を中心にした天然木。無塗装で仕上げた木の本来の手触りや香り、木目が特徴です。また、建築などに使われなかった木材の端の部分を活用してつくっています。ぜひ、毎日の食事でお使いください。森の木々が過密に育っている今、伐採してその木を余すところなく 使いまた植えて森を循環させるほうが、環境にとって良いのです。丈夫なお箸なので、洗って繰り返し使用できます。
和國商店 (東京)
風雨や日差しから暮らしを守る、住まいの屋根。 その加工を手がけるのは、匠の技をもつ板金職人です。 和國商店は、熟練の板金職人だからこそ作ることのできる一品を、大切な人への贈り物としてご提供しています。 長年の使用に耐えうる頑丈な金属を用いて、 板金職人の磨き抜かれた技で加工する、和國商店の品々は、 贈る人と贈られる人、それぞれの想いをずっと残し続けるように、 永く愛でていただけます。 また素材の経年変化は、その贈り物を世界にただ一つのものにし、 過ぎゆく月日を懐かしむ楽しみを与えてくれます。
- 会期 2023年10月3日(火)~2023年11月30日(木)
- 時間 営業時間の通り
- 場所 蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 共催・協力 Agent Hamyak Inc. / 株式会社ひまわりや
- 問い合わせ先 03-3770-2525