【アーカイブ配信】6月20日開催『群れから逸れて生きるための自学自習法』(明石書店)向坂くじら・柳原浩紀・朱喜哲トークイベント

人文|アーカイブ映像
2025年06月24日(火) - 07月25日(金)
こちらのイベントは2025年6月20日19:00~20:30に代官山 蔦屋書店にて開催された『群れから逸れて生きるための自学自習法』(明石書店)向坂くじら・柳原浩紀・朱喜哲トークイベントのアーカイブ販売視聴用のチケットページです。
※リアルタイム配信はありませんのご注意ください。
 
この春、新学期のスタートに合わせて、『群れから逸れて生きるための自学自習法』という本が刊行されました。それにしても、「群れから逸(はぐ)れて生きる」とは、いったいどういうことでしょうか? どこか穏やかでない響きも感じられます。また、帯には「勉強は、あなたの孤独を守り、そして自由にする」とあります。なぜ、ひとりになるために勉強が必要なのでしょうか?

本書の著者は、詩人であり国語教室を主宰する向坂くじらさんと、一人ひとりにカリキュラムを組み、自学自習形式で学ぶ「反転授業」型の塾を運営する柳原浩紀さんのお二人です。この書名に込めた思いや、「自分の頭で考えたい」という主に中高生に向けて、どうすれば子どもたちの心に火がつくのか――学びの現場で教えるお二人のプロフェッショナルに、お話を伺います。

さらに、今回のトークイベントには、著者のお二人に加え、哲学者の朱喜哲さんをゲストにお迎えします。本書で繰り返し語られている「孤独」や「ひとりで勉強する」という姿勢は、一見すると頑なで求道的にも映りますが、注意深く読むと、決して他者理解や対話・会話を拒んでいるわけではありません。本書が最終的に目指す世界について、「人類の会話を守る」ことを掲げる哲学者の朱さんと語り合うことで、新たな気づきや視点が生まれる場になるのではないかと期待しています。

今回のイベントは、教育現場に身を置く方や子どもと関わる仕事をしている方はもちろん、学び直しを求める大人にとっても、大きくひらかれた場です。自己啓発とは異なる、学びの根源をたどる旅へと誘う、詩人×教育者×哲学者の対話をどうぞお楽しみください。
 

【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【対象商品】
アーカイブ配信視聴券…400名様
・6月20日開催 [アーカイブ配信視聴] 券(1,600円/税込)
 
(EVENT MANAGERへ遷移します)
【プロフィール】
向坂 くじら (さきさか・くじら)
詩人。「国語教室ことぱ舎」(埼玉県桶川市)代表。著書に第一詩集『とても小さな理解のための』(百万年書房)、小説『いなくなくならなくならないで』(河出書房新社)、エッセイ集『ことぱの観察』(NHK出版)など。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」朗読担当。1994年名古屋生まれ。慶應義塾大学文学部卒。

柳原 浩紀 (やなぎはら・ひろき)
1976年東京生まれ。東京大学法学部第3類卒業。「一人ひとりの力を伸ばすためには、自学自習スタイルの洗練こそが最善の方法」と確信し、一人ひとりにカリキュラムを組んで自学自習する「反転授業」形式の嚮心塾(きょうしんじゅく)を2005年に東京・西荻窪に開く。勉強の内容だけでなく、子どもたち自身がその方法論をも考える力を鍛えることを目指して、小中高生を指導する。

朱喜哲 (ちゅ・ひちょる)
1985年大阪生まれ。哲学者、大阪大学招へい准教授。大阪大学文学部卒、同大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。また研究活動と並行して、企業においてさまざまな行動データを活用したビジネス開発に従事し、ビジネスと哲学・倫理学・社会科学分野の架橋や共同研究の推進にも携わっている。著書に『〈公正フェアネス〉を乗りこなす』(太郎次郎社エディタス)、『バザールとクラブ』『人類の会話のための哲学』(よはく舎)、『NHK100分de名著 ローティ「偶然性・アイロニー・連帯」』(NHK出版)など。
  • 申込期間 2025年6月24日(火) 0:00 - 2025年7月25日(金) 23:59
  • 会場 オンライン/OneStream
  • 問い合わせ先 community_tsutaya@ccc.co.jp

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