【フェア】写真集「紅子の色街探訪記」刊行フェア
大河ドラマ『べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜』では、江戸の吉原の華やかさやその裏にある暗さが巧みに描かれています。しかし、現代のソープ街についてはほとんど触れられることがなく、むしろ見えないものとして扱われています。
このたび、元吉原ソープ嬢である紅子が、吉原をはじめとする現代のソープ街や全国に残る遊廓、赤線跡地を撮影し、それをまとめた写真集を刊行いたしました。
写真集では、歴史と現代が交錯する色街の姿を鮮やかに描き出しています。
さらに、昭和時代の懐かしいルームキーやマッチなど、お色気グッズがフェアを彩ります。
会期中の8月1日(金)には編集者・都築響一さんをゲストにお迎えし、写真家・紅子の人生の歩みと写真集刊行までのストーリーを語っていただきます。
紅子の特殊な経歴を通じて見えてくる人生観や、性風俗業界の当事者としての視点から紡がれるお話は、他では聞けない貴重な内容となることでしょう。
この機会にぜひご参加いただき、特別な時間をお楽しみください。
【関連トークイベント】「紅子の苦海浄土 ——色街写真家・誕生秘話」 色街写真家・紅子×編集者・都築響一トークイベント
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/48348-1100160704.html
【プロフィール】
紅子 (べにこ)
1972年生まれ。色街写真家、元吉原ソープ嬢。
10代で風俗嬢となり、関東各地の風俗街を13 年以上転籍する。
シングルマザーとなり、事務のパート仕事と子育ての日々を送る。
48歳から独学でカメラを習得し、遊廓や現代風俗街など
日陰と扱われる街を訪ね、撮影する。
2021年よりYouTube チャンネル『紅子の色街探訪記』をベースに、
写真展、トークライブなど活動。
2023年12月写真集「紅子の色街探訪記」出版。
クラウドファンディングで820万円を集めた。
写真集第2弾2025年5月カストリ出版より出版
吉原と飛田新地2大遊廓跡地にて出版記念写真展開催し1500人を超える来場者を動員した。
- 会期 2025年7月14日(月)~2025年8月3日(日)
- 時間 営業時間の通り
- 場所 蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3770-2525