【イベント】キム・エラン×若松英輔トークイベント「失うこと」の向こう側 キム・エラン『外は夏』(亜紀書房)刊行記念対談
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蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース 2019年 07月27日(土)
※※※ご好評につき定員に達したため、参加受付は終了いたしました※※※
「居場所を見失うことは誰にでもある。ひとはそれをふたたび、おのれの痛みのなかにも見出し得る。そうした静かな、しかし、燃えるような生の叡知がこの作品集を貫いている。」(若松英輔) 韓国を代表する小説家キム・エランさんの新作『外は夏』日本語版に、若松英輔さんはそんな言葉を寄せています。
「喪失」をテーマとして紡がれたこの小説集は、大きな反響を呼び、2018年、韓国最大手書店「教保文庫」で『82年生まれ、キム・ジヨン』に次ぐ小説売上部門第2位となり、20万部を超えるベストセラーとなりました。
痛切な悲しみと痛みに貫かれた、美しい7つの物語は、読む者の胸を深く打ちます。
この度、日本語版刊行を記念して、エランさんと、若松英輔さんの公開対談を行います。エランさんの繊細な言葉の奥には、いったいどんな思いがひそんでいるのか。語られなかったこと、語りえないことをめぐって、お二人に語っていただきます。
【参加条件】
代官山 蔦屋書店にて、いずれかの対象商品をご予約・ご購入頂いたお客様がご参加いただけます。
【お申込み方法】
以下の方法でお申込みいただけます。
①代官山 蔦屋書店 店頭 (1号館1階 レジ)
②お電話 03-3770-2525 (人文フロア)
③オンラインストア
【対象商品】
・書籍『外は夏』(亜紀書房・1,836円/税込)+イベント参加券(500円/税込)セット 2,336円(税込)
・イベント参加券 1,500円(税込)
【ご注意事項】
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前からで入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
【プロフィール】
キム・エラン(きむ・えらん)
韓国・仁川生まれ韓国芸術総合学校演劇院劇作科卒業。2002年に短編「ノックしない家」で第1回大山大学文学賞を受賞して作家デビューを果たす。2013年、本書収録作「沈黙の未来」が韓国で最も権威ある文学賞「李箱文学賞」を受賞。
邦訳作品に『どきどき僕の人生』(2013年、クオン)、『走れ、オヤジ殿』(2017年、晶文社)がある。
若松 英輔(わかまつ・えいすけ)
1968年生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授・批評家。
2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞、2018年『詩集 見えない涙』にて詩歌文学館賞、『小林秀雄美しい花』(文藝春秋)で角川財団学芸賞受賞。著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)、『言葉の贈り物』『言葉の羅針盤』『常世の花 石牟礼道子』『種まく人』(以上、亜紀書房)など多数。詩集に『詩集 燃える水滴』『詩集 幸福論』(ともに亜紀書房)がある。
- 会期 2019年7月27日(土)
- 定員 70名
- 時間 19:00~21:00(15分前に開場)
- 場所 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 共催・協力 亜紀書房
- 問い合わせ先 03-3770-2525