先日、TUTAYAえほん大賞の蔦屋書店賞に輝いたjunaidaさんの『世界』（福音館書店）。 テキストのない物語で、junaida作品ならではの細かく描きこまれた多彩なモチーフ、鮮やかに変化する色合いに魅了されます。 そして何よりこの作品の一番の特徴は、実はたった1枚の画から30ページにもわたる絵本が出来上がっているという作りにあります。 読み進めている間には明かされないこの秘密に最後のページで驚ろかされるという作品です。

この度、この『世界』の特装版『世界世界』が発売されます。 特装版『世界世界』は「王冠BOX」、『世界』下絵版、『世界』通常版で構成されています。
『世界』下絵版は絵本『世界』が着彩される前の下絵を製本した一冊。通常版と同じ設計、製本ですが、 鉛筆画が美しく見える用紙と印刷技術でつくられています。「王冠BOX」はふたをあけると、 中に『世界』下絵版と『世界』通常版、2冊がぴったり入る構造です。 はじめて絵本『世界』を買う方用の「コンプリートセット」(税込8,800円)とすでに絵本『世界』をお持ちの方用の「ボックス+下絵版セット」(税込5,940円)の2種をご用意します。すべてのセットにはjunaidaさんの 「直筆サイン入りカード」も封入されています。

「王冠BOX」はその複雑な構造から、ひとつひとつ職人さんの手作業で出来上がっています。

大切な人への贈り物に最適な逸品です。

代官山蔦屋書店では『世界世界』の発売を記念してフェアを開催します。 junaidaさんの著作に加えて、フェアグッズとして新作の『世界』ポスター、缶バッジ、junaidaグッズも併せて販売いたします。 グッズはいずれも数量限定です。

オンラインショップでも『世界世界』と『世界』ポスターを販売いたしますので、そちらもご利用ください。 また、TOBICHI東京では『世界』のたった2枚の原画展（12/6～1/19）も開催されます。 一枚画の迫力をぜひご体感ください。

【会期】2024年12月6日から2024年12月25日(※最終日は20時まで)
【場所】代官山 蔦屋書店　3号館2階ポスターギャラリー

【プロフィール】
junaida（じゅないだ）画家。1978年生まれ。2015年『HOME』（サンリード）で「ボローニャ国際絵本原画展」入選。2021年『怪物園』（福音館書店）でミュンヘン国際児童図書館発行「ホワイト・レイブンズ」入選。2023年に『怪物園』でIBBY（国際児童図書評議会）「ピーター・パン賞」受賞。2023年ブラチスラバ国際絵本原画展日本代表に『EDNE』（白泉社）が選出。2022年大規模個展「IMAGINARIUM」を開催、全国の美術館を巡回中。近刊に『世界』（福音館書店)、『ともしび』（サンリード）などがある。