サステナブルなお祭り
乃村工藝社 未来創造研究所

代官山 T-SITE 2025年09月20日(土) - 09月28日(日)
空間の総合プロデュース企業である乃村工藝社の研究開発組織・未来創造研究所が考える、サステナブルなお祭りの形。
植物発電を使ったイルミネーション、代官山の音を集めるスタンプラリー、廃材から作られたスピーカーの設置、さらにはお祭りから排出されるCO₂の測定など、「地域」と「循環」をテーマに、わくわくするコンテンツをお届けします。
 
■コンテンツ紹介

小さな電気でできること

本プロジェクトは、グリーンディスプレイのボタニカルライト技術とのコラボレーションを通して、植物と人が互いに関わり合うことで、より豊かな空間が生まれる未来を目指しています。今回はその取り組みの一つとして、植物と微生物の働きから生まれるわずかな電気を使った明かりのプロトタイプによる実証実験を行います。人と植物が近づき、触れ合い、会話が生まれるきっかけとなる小さなイルミネーションを、ぜひお楽しみください。

SOUND SEEK powered by oto rea

乃村工藝社とGATARIが共同開発した音声MR(複合現実)プラットフォームサービス「oto rea」を使った体験です。スマートフォンとヘッドホンを使い、街の中を歩きながら、仮想空間に設置された音を探します。立体的な音響の中で、爽涼祭の各会場にちりばめられた「お祭り」や「夏」を感じる音を集めていきます。すべての体験を終えた方には、お土産もご用意しています。

SCRAPTURE

捨てるから繋げるメディアとして
普段は目にすることのない内装にまつわる廃棄物を身近に感じ、感情と記憶に訴えかけるメッセージアートとして制作されたプロダクト。新たな内装材として次代にアップサイクルし、共創の輪を広げるメディアとして従来のスクラップ&ビルドのメッセージの発信とは異なった実用かつ持続的にメッセージを訴求する家具として、より良い未来を考えるきっかけとなることを目指しています。

noon by material record

「noon by material record」は様々なサステナブル・マテリアルを組み込んだ6つのスピーカーと真空管アンプです。建築廃材、海岸に漂着したプラスチック片、デニム端材、捨てられたお菓子のパッケージや廃棄されたグリーンピースなど、素材の違いが音の個性として反映されることで、素材が持つストーリーや、資源に目を向けるきっかけをつくります。

Napping Chair

Napping Chairは、主にベビーカーを卒業した4~6歳の子どもたちが、お出かけ先でも気軽にお昼寝できるように開発されました。この年齢の子どもは、少し寝るだけでも体力が回復しますが、横になれる大きさの椅子は少なく、ベンチで寝かせるのもためらわれます。そこで、このチェアは「座る」よりも「お昼寝」に特化したデザインを追求しました。家族でのお出かけをより長く楽しめるアイテムとして、街に広がっていくことを願っています。

もり/まち 産地とつくるウッドデザイン

乃村工藝社は、近隣の産地の木材を使った豊かな空間づくりを通じて、産地の経済循環を促し、未来の森づくりに貢献するため、埼玉県飯能市の西川林業地の方々と連携しています。産地体験会の開催や、素材からデザインを考える「手ザイン」の活動も行っています。今回は、半乾きの柱材を使い、乾いたら交換する西川バウムの「はしらベンチ」を出展します。みずみずしいヒノキの香りをぜひご体験ください。

美味しく楽しいサステナブルな食の提案

廃棄予定だった規格外の果物を活用し、オリジナルシロップに仕立てた期間限定のサステナブルかき氷を販売します。「楽しく食を救う」をテーマに活動するノムラメディアス ソーシャルグッド協議会のフードロスグループが、Anjinと協力してシロップ作りに取り組みました。美味しさを楽しみながらフードロス削減に貢献できるよう、身近な一歩から環境にやさしい提案を広げています。
乃村工藝社 未来創造研究所:https://rd.nomurakougei.co.jp/
  • 日程 2025年9月20日(土)~2025年9月28日(日)
  • 場所 代官山 T-SITE
  • 主催 乃村工藝社 未来創造研究所
  • 問い合わせ先 daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp

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