キービジュアル:クリハラタカシ

五感で感じる絵本の博覧会

2022年
1112日(土)・1113日(日)
11:00~16:00 (最終日は17:00まで)
会場:代官山T-SITE

当日のMAP・スケジュールは
こちらから

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MESSAGE

絵本は MAGIC & MUSIC


児童文学作家で、児童文学研究者でもある瀬田貞二さんが著書の中で「わらべうた」を語るときに、詩人ハーバート・リードさんの「最良の詩にはMagic とMusic が具わっている」という言葉を紹介しています。私たちは、詩やわらべうただけではなく、絵本もまたMagic とMusic を具えていると思います。言葉は心地よい調べとなり、絵と相まって私たちをマジカルな世界に連れていってくれる…。 そんな絵本を真ん中にして、絵本をつくる人、届けるひと、読む人、読んでもらう人、みんなをつなぐ「えほん博」が幕をひらきます。

「えほん博」実行委員一同

えほん博開催にあたって


2022年春、代官山蔦屋書店で本のお祭りが開催されました。
本の周りに人が集う、とても幸せな光景が広がるお祭りでした。たくさんの本を嬉しそうに両手にぶら下げてお帰りになるお客様、憧れの作家さんを目の前にして感激するお客様、そんな場面に立ち会えて書店員としても幸せな日でした。
やはり私たちは本が好き。すべての年代で本に集える機会を作ってみたい、それが「えほん博」のはじまりです。

お気に入りの絵本を何冊か思い浮かべてみてください。きっと大きさも形も使っている画材も文字の大きさも様々だと思います。中には文字がないものもあり、更には画がないものも話題になりました。絵本には定まったフォーマットがないものの方が多いのです。つまり作り手の思い、表現が入り込む余地の大きい作品なのです。
それはまさに本のなかでもちょっと特殊な立場、デジタルで再現しきれない、物質としての面白さも詰まっています。また文章は読む立場によって意味合いを変えることがあります。子どものころにその時の目線で読んだものが、大人になったら違う物語に思えてくる、子どものころに出会っているからこその味わいの変化もまた楽しいものです。
子どものものでも大人のものでもない、絵本。
「えほん博」が絵本の周りでたくさんの驚き、発見、楽しみ、出会いが溢れる日でありますように。

「えほん博」開催実行委員 瀬野尾真紀(代官山 蔦屋書店キッズコンシェルジュ)

Creator

クリハラタカシ

1977年東京都生まれ。
絵本、漫画、イラストレーションなどを手がける。 主な著作に『ゲナポッポ』(白泉社)、『冬のUFO・夏の怪獣【新版】』(ナナロク社)など。 近刊に『日曜日のはじめちゃん』『たくさんのふしぎ12月号/名前のチカラ』(ともに福音館書店)などがある。

「えほん博」へのメッセージ

以前、小説を読んでいたらまだ小さかった次女がトコトコとやってきました。そして本をのぞき込んで一言「なんだ字か……」そう言ってつまらなそうにトコトコと去って行きました。本って絵がある方がやっぱり楽しいですよね。絵本がたくさん集まる「えほん博」、楽しみです!