嵯峨山瑛（さがやまあきら）をかたちづくる本

CONCIERGE

嵯峨山瑛
（さがやま・あきら）

住コンシェルジュ
【担当ジャンル】住（建築・住まい・グリーンなど）

大学建築学科卒業後、大学院修了。専門は都市計画・まちづくり。大学院在学中にベルギー・ドイツに留学し建築設計を学ぶ。卒業後は、出版社やリノベーション事務所にて、編集・不動産・建築などの多岐に渡る業務に関わる。

「住まい」の本のことならおまかせください。心地よい建築や住まいを彩るグリーンや民藝の本を担当しています。「こんな住まい方があるんだ！」ということを発見していただけると幸いです。

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担当ジャンル【都市・コミュニティ】をかたちづくる一冊

『本当に住んで幸せな街』島原万丈＋HOME'S総研

インテリアにこだわるように、自分の住む場所にも気にしてほしいと思い、『都市・コミュニティ』という棚をつくっています。本書は、本当に豊かで楽しく生きられる魅力的な街を、「官能」（センシュアス）という言葉をキーワードに再評価しています。住む場所を考えることは、自分の毎日をどのように暮らしていきたいか、人生をどのように生きたいのかという問いにつながっていると思います。
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担当ジャンル【住まい】をかたちづくる一冊

『toolbox　家を編集するために』東京R不動産

おしゃれなインテリア雑誌も良いけれど、自分で自分の暮らしをカスタマイズしてみませんか？自分の読みたい本を選ぶように、空間や時間を編集する自由を教えてくれる一冊です。
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担当ジャンル【住まい】で大切な一冊

『東京の台所』大平一枝

本棚を見れば、その人の趣味や人となりが見えてくるように、台所には、住んでいる人の性格…いや人生が見えてくる。雑誌に載る素敵なキッチンだけではなく、人々の住まいには、ままならない事情や物語が詰まっているということを温かいまなざしで伝えてくれる一冊です。
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自分をかたちづくる本

『海辺のカフカ』村上春樹

発売されたのは、物語の「僕」と同じ15歳でした。カフカ少年と同じ音楽を聴いていることに（今思えばとても恥ずかしいけれど）運命的なものを感じてしまいました。村上春樹の本や、柴田元幸の翻訳を読み漁り、ジャズを聴いたりしてちょっと面倒な無数の「僕」になりました。読書することの基礎体力をつけてくれたのがこの一冊だったと思います。
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『「秋葉原」感覚で住宅を考える』石山修武

家電や車になると、その値段と実質が正しいのか血眼になる人たちが、家の話になると「35年ローンは当たり前」と価格に無知で均質化したものを買ってしまうのはなぜだろうか。セルフビルドの実践やコルゲートパイプを使ったドラム缶住居の紹介から、人の生活を問い直す。家をこれから建てる人に読んでほしい一冊。
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今、おすすめの本

『直しながら住む家』小川奈緒

家づくりは、建てて終わりではなく、手をかけるほどに愛おしく、自分らしく成長していくことが感じられる一冊です。
著者は10年前、築35年のなんてことはない、木造住宅を購入し、リノベーションをしました。その後、住んでいくなかで手付かずだった2階を建築家とともに「ハーフリノベーション」をしてつくっていきます。実際にリノベーションをしてみたい、という方には費用や間取りなどヒントがいっぱいです。今は家をもっと心地よくしたいという人にも、こんな時期だからこそ、参考になる一冊です。
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嵯峨山 瑛 （さがやま・あきら）

『本当に住んで幸せな街』島原 万丈＋HOME'S総研

『toolbox 家を編集するために』東京R不動産

『東京の台所』大平 一枝

『海辺のカフカ』村上 春樹

『「秋葉原」感覚で住宅を考える』石山 修武