二子玉川 蔦屋家電

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コンシェルジュが選ぶ「おこもり本セレクト」

 
二子玉川 蔦屋家電のBOOKコンシェルジュが、おうちにいる時こそ読んでみて欲しい本を、
お部屋のあんな場所、こんな場所に合わせて選びました。
おこもりのちょっとした楽しみに、ぜひどうぞ。
 
【しんと静まったキッチンでこっそり読みたい1冊】
恋多き女性だったことで有名な作家ジョルジュ・サンド。第2章ノアンの食卓では彼女の小説の中の食事が紹介されています。この本を読む時、ぜひ一緒に聴いて欲しいのがポーランドのピアニスト:ラファウ・ブレハッチ演奏によるショパンのピアノソナタ第3番。1844年夏に完成されたこのソナタはジョルジュ・サンドの別荘地ノアンで作曲されています。
(食コンシェルジュ 糸井)
 
 
【書斎でじっくり思索に耽るときに読みたい1冊】
書斎での1人の時間。せっかく1人なら贅沢に、思考の海を揺ら揺ら漂う。旅する哲学者と一緒に。
(ワークスタイルコンシェルジュ 中田)
『哲学の技法』 ジュリアン・バジーニ  (河出書房新社)
 
【本がそばにある場所で読みたい1冊】
本というパスポートを持って、時間と空間に縛られない旅に出る。
(ワークスタイルコンシェルジュ 中田)
『世界の書店を旅する』 ホルヘ・カリオン(白水社)

【和室で読みたい1冊】
季節の移ろいと平穏な日常が綴られた85の随筆。しんとした和室で読むと心が落ち着きます。
(人文コンシェルジュ 北田)
『珈琲挽き』 小沼丹(講談社)
 
【ソファでだらだら読みたい1冊】
できれば自宅から出たくない。ソファから動きたくない。そんな私を代弁してくれるのが本書。
怠け者なのに真面目で笑ってしまう1冊です。
(住コンシェルジュ 嵯峨山)
『怠惰の美徳』 梅崎春生(中央公論新社)
 
【ソファでゆったり読みたい1冊】
同じ部屋を定点観測したここ(HERE)から見える景色にはささやかだけれど壮大な物語が秘められています。
(住コンシェルジュ 嵯峨山)
『HERE』 リチャード・マグワイア(国書刊行会)
 
【ソファにだらりと体をあずけて読みたい1冊】
いとうせいこうと、その主治医である精神科医の星野概念との、治療という名の対談集。疲れているとか滅入っているとか、自分ではそう思っていなくても、この本を開くと、体も心も解きほぐされていく感覚に満たされます。
(アートコンシェルジュ 粕川)
『ラブという薬』いとうせいこう、星野概念(リトルモア)
 
【読み終えた後、ベランダから空を見上げたくなる1冊】
小説家・吉田修一が、飛行機の機内誌に連載されていたエッセイをまとめた1冊。昔の記憶を呼び起こしながら綴られる文章は、とても軽やかで前向き。そして、無性に旅にも出たくなります。
(アートコンシェルジュ 粕川)

【今すぐベランダの下を覗き込みたくなる1冊】
「暗渠」とは、かつて川だった場所のこと。橋の跡が残っていたり、道がクネクネしていたり、住んでいる街に思い当たる場所はありませんか?スマホの地図とこの本を片手に、自分の足もとに思いを馳せるのも、たまにはいいかもしれません。
(アートコンシェルジュ 粕川)
『暗渠パラダイス!』 高山英男、吉村生(朝日新聞出版)
 
【お風呂でゆるゆると読みたい1冊】
お風呂は命の洗濯!と葛城ミサトが言うように、色々と不安で考えることが沢山あっても、お風呂の時間はゆるゆると心をほぐして、難しいことは考えずに、つづ井さんのように肩の力抜いてみて!今は生きてるだけで大丈夫!
(デザインコンシェルジュ 柴田)
『裸一貫!つづ井さん』 つづ井 (文藝春秋)

【心地よく眠りたい時にベッドで読みたい1冊】
読めばだんだんとねむくなってき、ま…す……ぐーぐーぐー。
(人文コンシェルジュ 松本)
『ねむたいひとたち』 M.B.ゴフスタイン、谷川俊太郎 (あすなろ書房)
 
【疲れた日の寝る前にふとんの中で読みたい1冊】

寝る前に読めば“ふとんのぬくもり”のはかり方がわかるかもしれません。
(人文コンシェルジュ 松本)
『はかれないものをはかる』 工藤あゆみ(青幻舎)
 
企画: アートコンシェルジュ 粕川 ゆき
 

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