二子玉川 蔦屋家電

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【二子玉川 本屋博】
まちを変える本屋

トーク|本
二子玉川ライズ ガレリア 特設ステージ 2020年 02月01日(土)
あなたの住む町に本屋はありますか。2000年以降、町の様相の変化とともに本屋は減少し続け、無書店地域が広がっています。しかし、今回の本屋博に集ったような新しい本屋を開業する人が増え、いま再び町の本屋として支持されています。その理由には、イベントの開催や雑貨の販売、カフェやギャラリーの併設といったビジネスモデルだけではなく、もっと切実な何かにあると思います。
 
町に本屋がある世界と、町に本屋がない世界。私たちはどのような未来を選ぼうとしているのでしょうか。長年、盛岡のさわや書店で勤務され、現在は楽天ブックサービスで地域と本をテーマに活躍されている田口幹人さん、リブロから独立後、荻窪で本屋とカフェとギャラリーのお店「Title」を開業された辻山良雄さん、町のかかりつけ医のような本屋でありたいと、小石川で「Pebbles Books」を運営している久禮亮太さんをお招きし、それぞれが考える「まちの本屋」のあり方と、その未来を伺います。
聞き手は、梅田 蔦屋書店の北村知之が務めます。
 
 
【プロフィール】
久禮亮太(くれ・りょうた)
1975年生、高知県出身。新刊書店チェーンあゆみBOOKSに18年間在籍ののち、フリーランスに。Pebbels Booksの運営のほか、ブックカフェ神楽坂モノガタリの書籍担当と、いくつかの新刊書店の実務コンサルタントを兼任してはいるが、実のところは明日をも知れぬ「流しの書店員」。〈店長より店の紹介〉文京区小石川の住宅街にある、二階建て一軒家の新刊書店です。ご近所の「かかりつけ医のような本屋」を目指して2018年9月にオープン。日々少しづつ育っています。
 
田口幹人(たぐち・みきと)
1973年、岩手県生まれ。盛岡の第一書店に就職後、5年半の勤務を経て、実家のまりや書店を継ぐ。店を閉じ、2005年にさわや書店に再就職。独自の店づくりと情報発信によって、さわや書店フェザン店から全国的なヒット作を多く送り出す。2019年さわや書店を退社。現在は株式会社大阪屋栗田に勤務。地域の中にいかに本を根づかせるかをテーマに、中学校や自治体と連携した読書教育や、本に関するイベントの企画、図書館と書店の協働などを積極的に行う。著書に『まちの本屋 血を継ぎ、知を編み、血を耕す』、編著書に『もういちど、本屋へようこそ』がある。
 
辻山良雄(つじやま・よしお)
1972年、兵庫県生まれ。書店「リブロ」勤務を経て、2016年1月、東京・荻窪に本屋とカフェとギャラリーの店「Title」をオープン。
新聞や雑誌などでの書評、カフェや美術館のブックセレクションも手掛ける。
著書に「本屋、はじめました」(苦楽堂)、「365日のほん」(河出書房新社)、画家nakabanとの共著に『ことばの生まれる景色』(ナナロク社)がある
 
北村知之(きたむら・ともゆき)
1980年、兵庫県神戸市生まれ。海文堂書店、スタンダードブックストアなど、複数の書店を経て、18年に蔦屋書店を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社に入社。現在、梅田蔦屋書店で、文学コンシェルジュを務める。
  • 日程 2020年2月1日(土)
  • 時間 17:30~18:30
  • 場所 二子玉川ライズ ガレリア 特設ステージ
  • 定員 70名
  • 参加費 無料
  • 申込方法 直接お越しください
  • 主催 本屋博実行委員会
  • 協力 二子玉川 蔦屋家電
  • 問い合わせ先 03-5491-8550
    (二子玉川 蔦屋家電 BOOK)

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