【銀座蔦屋書店週間ランキング】
アート (2017年10月22日～10月28日)

週2回書籍の週間ランキングをコンシェルジュの解説付きでお届けします。
10月最終週は、どんな「アート」本がランクインしているのでしょうか。

和書・洋書それぞれのベスト3をご紹介します。

｜和書1位は2ヶ月連続首位を獲得した、あの人気の“怖い”展覧会！

１位『「怖い絵展」図録』(産経新聞社)
※オンラインショップにて販売中

連日大盛況の『怖い絵』展の図録です。
会場でゆっくり解説がよめなかった方は、図録で復習してはいかがでしょうか。

２位『ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論』(集英社)

漫画家のヤマザキマリさん初の美術論です。
テーマは偏愛する「ルネサンス」。正統派の美術論ながら、「変人」をキーワードにルネサンスを楽しめます。

３位『広重名所江戸百景特装版』(美術出版社)

銀座蔦屋書店限定200冊の豪華本！
太田記念美術館が所蔵する保存状態の優れた初摺を収録。お好きな風景を選び、ほぼ原寸大の複製原画としてプリントし、ご自宅までお届け致します。
学芸員の解説とともに、広重の描き出した江戸の風景をご堪能ください。

｜洋書1位は世界中に大きな波を巻き起こした“北斎”！

１位『Hokusai: Beyond the Great Wave』(Thames & Hudson)
※オンラインショップにて販売中

2017年大英博物館で開催された北斎展カタログです。
世界中から集められた北斎の作品を一挙展示し、大英博物館とあべのハルカス美術館の国際共同プロジェクトとして実現。北斎晩年の30年間の作品のなかから、有名な「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」や肉筆画など、280点以上の図版が掲載されています。

２位『Louise Bourgeois: An Unfolding Portrait』(MOMA)
※オンラインショップにて販売中

2018年1月28日までニューヨーク近代美術館で開催中の展覧会カタログ。
巨大なオブジェ作品で知られるブルジョアですが、サブタイトルに「Prints, Books, and the Creative Process」とあるように、版画作品や作品集の制作過程に焦点をあてた展覧会です。

３位『Rachel Whiteread』(Tate Publishing)

イギリスで最も注目されている現代アーティスト　レイチェル・ホワイトレッド。
2018年1月21日までTATE BRITAINで開催中の彼女の展覧会カタログです。彼女のキャリアをまとめるだけでなく、新作も多数収録されています。

（アートコンシェルジュ）
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