【ARTIST NEWS】ゴッホ、マネなどオールド・マスターたちの名画を引⽤し、新たなイメージを作り出すアーティスト・飯⽥美穂による新作個展を開催
個展「1QQ1/本をよむ絵、しるしを所有するもの」
愛知県を拠点に関⻄での個展やグループ展に精⼒的に参加しているほか、近年はアートフェアなどへの参加を通して東京でも注⽬度を⾼めている気鋭のアーティストです。
「1QQ1/本をよむ絵、しるしを所有するもの」と題された本展では、書店という展⽰空間の中で、マネやレンブラントなどの名画に表れた読書⾵景や静物画を参照しながら、イマジネーションの源泉/表出としての絵画と書物の共通項とその中間的存在を探求します。
そこで銀座 蔦屋書店の壁を借りて「絵/本=かろうじて地球にいる存在」、媒介としての「しるし」を提⽰する。
気鋭アーティストを特集する展覧会シリーズ「銀座 蔦屋書店ART PARTY」の第9回⽬として、飯⽥美穂による個展「1QQ1/本をよむ絵、しるしを所有するもの」を2021年8⽉7⽇(⼟)〜8⽉27⽇(⾦)、アートウォール・ギャラリーにて開催いたします。
▼概要
概要
飯⽥美穂は、絵画への愛とオールド・マスターたちへのリスペクトを込めて多様な名画を引⽤、抽象化したイメージを描くアーティストです。ヒトが意図的に遺してきたものの意味と、それを引き継いでいくことの意味を考えながら、絵とは何か、なぜヒトは絵を描くのかについて考え、制作を続けています。
愛知県を拠点に関⻄での個展やグループ展に精⼒的に参加しているほか、近年はアートフェアなどへの参加を通して東京でも注⽬度を⾼めている気鋭のアーティストです。
「1QQ1/本をよむ絵、しるしを所有するもの」と題された本展では、書店という展⽰空間の中で、マネやレンブラントなどの名画に表れた読書⾵景や静物画を参照しながら、イマジネーションの源泉/表出としての絵画と書物の共通項とその中間的存在を探求します。
中央:Bild, Apple 2021 ビニールに油彩、アクリル絵具 160×227×18 mm
左:Goghʼs Bible #02 2021 キャンバスに油彩 224×273×20 mm
左:Goghʼs Bible #02 2021 キャンバスに油彩 224×273×20 mm
アーティストステイトメント
「初めにことばがあった」とは、ヨハネによる福⾳書の冒頭である。
ことばを持ったときからヒトは視覚的形態をひとつの媒介として、アウトプットを始めた。
ことばを持ったときからヒトは視覚的形態をひとつの媒介として、アウトプットを始めた。
本は脳内からことばが⾶び出し、⽂字という形に起こされなければ、形態を成されない。
絵画はイメージとその拠り所となるボディーを得られなければ、形態を成されない。
ことばも絵も、脳内では宙に浮いていて、気ままに闊歩し、拡張も増幅も変幻⾃在な存在。
ことばも絵も、脳内では宙に浮いていて、気ままに闊歩し、拡張も増幅も変幻⾃在な存在。
そういう意味では、絵と本は⾏為を経由し表れ出た、ひとつの視覚的形態化されたものとして、同じような境遇の似たもの同志である。
そこで銀座 蔦屋書店の壁を借りて「絵/本=かろうじて地球にいる存在」、媒介としての「しるし」を提⽰する。
飯⽥美穂
アーティストプロフィール
飯⽥美穂 (いいだ・みほ)
1991 愛知県⽣まれ
2016 名古屋芸術⼤学 美術学部 美術学科 洋画2コース 卒業
2018 京都造形芸術⼤学⼤学院 芸術専攻芸術研究科 ペインティング領域油画コース 修了
2016 名古屋芸術⼤学 美術学部 美術学科 洋画2コース 卒業
2018 京都造形芸術⼤学⼤学院 芸術専攻芸術研究科 ペインティング領域油画コース 修了
[主な個展]
2019 「⽬の絵/menuet」FINCH ARTS、京都
2020 「□(1x1/2x2), they-1」FINCH ARTS、京都
2021 「I66I」YEBISU ART LABO GALLERY、愛知
2019 「⽬の絵/menuet」FINCH ARTS、京都
2020 「□(1x1/2x2), they-1」FINCH ARTS、京都
2021 「I66I」YEBISU ART LABO GALLERY、愛知
[主なグループ展]
2020 「DELTA Experiment」TEZUKAYAMA GALLERY、⼤阪
2020 「ファン・デ・ナゴヤ美術展2020―ここに在るということ」名古屋市⺠ギャラリー⽮⽥、愛知
2020 「SPR」FINCH ARTS、京都
2020 「artTNZ」TERRADA ART COMPLEX II、東京
2021 「Collectorsʼ Collective vol.4 Osaka」TEZUKAYAMA GALLERY、⼤阪
2021 「ARTISTS' FAIR KYOTO 2021」京都⽂化博物館別館、京都
2021 「ART FAIR TOKYO 2021」東京国際フォーラム、東京
2020 「DELTA Experiment」TEZUKAYAMA GALLERY、⼤阪
2020 「ファン・デ・ナゴヤ美術展2020―ここに在るということ」名古屋市⺠ギャラリー⽮⽥、愛知
2020 「SPR」FINCH ARTS、京都
2020 「artTNZ」TERRADA ART COMPLEX II、東京
2021 「Collectorsʼ Collective vol.4 Osaka」TEZUKAYAMA GALLERY、⼤阪
2021 「ARTISTS' FAIR KYOTO 2021」京都⽂化博物館別館、京都
2021 「ART FAIR TOKYO 2021」東京国際フォーラム、東京
展覧会詳細
飯⽥美穂 個展「1QQ1/本をよむ絵、しるしを所有するもの」
― 銀座 蔦屋書店ART PARTY 2021.08
― 銀座 蔦屋書店ART PARTY 2021.08
会期:2021年8⽉7⽇(⼟)〜8⽉27⽇(⾦)※終了⽇は変更になる場合があります。
時間:当店Webサイトをご確認ください。
時間:当店Webサイトをご確認ください。
※8⽉7⽇(⼟)のみ13:00〜。
会場:銀座 蔦屋書店アートウォール・ギャラリー
⼊場:無料
主催:銀座 蔦屋書店
⼊場:無料
主催:銀座 蔦屋書店
協⼒:FINCH ARTS
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
作品の販売について
8⽉7⽇(⼟)13:00より販売開始
銀座 蔦屋書店 ART PARTYとは
本企画では21世紀初頭の⼗数年間を⽇本のアートの変節点と捉え、来るべき時代のアートを探求します。銀座 蔦屋書店ならではのオープンな空間に展⽰される作品を通して、アーティストの新鮮で刺激的なアイディア、時代のアクチュアリティ、そしてアートそれ⾃体の醍醐味をより⾝近に感じていただくことのできる展覧会シリーズです。年齢やキャリアを問わず注⽬すべき様々なアーティストを取り上げていきます。