【ARTIST NEWS】機械仕掛けの作品を制作する現代美術作家・タムラサトル個展「TOKYO マシーン」を開催

電気を使ってシニカルなユーモアを交えた⽴体作品を制作する、タムラサトルの個展「TOKYO マシーン」を2021年9⽉18⽇(⼟)から9⽉23⽇(⽊)の期間、中央イベントスペース GINZA ATRIUMにて開催いたします。
 
 
 
 
概要
 
タムラサトルは、私たちの⽣活に必要不可⽋な「電気」を⽤いて、実⽤性を排除した⼤掛かりで「装置」と呼びたくなるような作品を制作しています。
 
⽕花を出しながら規則的にON/OFFされる⽩熱灯、バタバタと⾳を出しながら回る布、ぐるぐると回転するワニ…
これは⼀体なにを⽬的に作られたのだろうかと疑問に思いながら、気付けば無⼼で作品をじっと鑑賞し続けている私たちは、「素材・形態がもつであろう意味・設定・⽬的からも、⾃由でありたい」と話す彼の術中にはまっているのかもしれません。
 
今回会場では数字や⽂字、記号などを形作ったチェーンが延々と回る「マシーンシリーズ」が展⽰されます。アルファベットの「ART」をかたどったART マシーンや、「!」(エクスクラメーションマーク)型のマシーン、また今回初披露となるTOKYO マシーンなど、20点以上の作品が同時に動く様は圧巻です。
 
社会に⽋かせない有⽤な電気を、何も⽣み出さない、なんの役にも⽴たない無⽤なものとして、シニカルなユーモアを交えて作品にするタムラサトルが作り出す空間を、この機会にぜひお楽しみください。
 
 
 
アーティストプロフィール
 
タムラサトル
 
1972年 栃⽊県⽣まれ
1995年 筑波⼤学 (茨城) 芸術専⾨学群 総合造形 卒業
 
〈主な個展〉
2019年 「タムラサトル展 Wall to Wall(Domain of Art 22 プラザノース開館10周年記念展)」プラザノース ノースギャラリー, 埼⽟
2015年 「Point of Contact #6」LAGE EGAL RAUM FÜR AKTUELLE KUNST, ベルリン
2014年 「タムラサトル《真夏の遊園地》」栃⽊県⽴美術館, 栃⽊
 
〈主なグループ展〉
2005年 「世界の呼吸法-アートの呼吸 呼吸のアート(川村記念美術館開館15周年記念)」DIC 川村記念美術館/佐倉市⽴美術館, 千葉
2003年 「I am a Curator」 Chisenhale Gallery, ロンドン
2003年 「First Steps: Emerging Artists from Japan」 P.S.1 Contemporary Art Center, ニューヨーク
2002年 「ニュー・メディア ニュー・フェイス02」NTT インターコミュニケーション・センター,東京
 
〈主な受賞歴〉
2017年 International Light Art Award 2017 First Prize 受賞
2009年 第12回岡本太郎現代芸術賞展(TARO賞)特別賞
2002年 フィリップ モリス K.K. アートアワード 2002「ザ・ファースト・ムーヴ」特別賞
1999年 KIRIN CONTEMPORARY AWARD 1999 奨励賞
 
 
 
展覧会詳細
 
タムラサトル「TOKYO マシーン」
 
会期:2021年9⽉18⽇(⼟)~9⽉23⽇(⽊)※会期は変更になる場合があります。
時間:当店Webサイトをご確認ください。
会場:銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM(イベントスペース)
⼊場:無料
主催:銀座 蔦屋書店
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
 
今後の国・地⽅⾃治体から休業要請内容の変更等があった場合、それに準じて本展覧会の期間なども変更になる可能性がございます。変更がある場合は、銀座 蔦屋書店のHP、公式SNSなどにてお知らせいたしますので、あらかじめご了承ください。
 
ART Machine #2 2016 steel, brass, chain, bearing, motor, cable 52.5 x 65.0 x 22.5 cm
 
 
 
作品の販売について
 
銀座 蔦屋書店 店頭・オンラインストアにて販売いたします。
2021年9⽉18⽇(⼟)店頭 10:30〜 / オンライン 12:00〜 販売開始いたします。
 
\オンラインストアで購入する/
2021年9⽉18⽇(⼟)12:00~販売開始
 

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