【ARTIST NEWS】独自の視点で映像を制作する注目のアーティスト・海野林太郎の展覧会「マヌケだね 楽しい夜さ 好きだよ」を開催
5周年記念企画として、書棚を周遊するインスタレーションを実施。深夜の銀座 蔦屋書店に妖精たちが集まる新作映像作品も発表
1992年東京都生まれ。2018年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。近年の主な個展に「What You See is What You Get」(EUKARYOTE,2021)、「風景の反撃 /執着的探訪」(トーキョーアーツアンドスペース本郷,2019)。グループ展に「多層世界の歩き方」 ( NTT InterCommunication Center,2022)、磯村暖+海野林太郎として「Phantasmapolis – 2021 Asian Art Biennial」(国立台湾美術館,2021)など。個人での作品発表に並行してマテリアルショップ「カタルシスの岸辺」のメンバーとしての活動や、長谷川白紙「草木」、かさねぎリストバンド「踊れる」などの楽曲のミュージックビデオ制作も行なっている。
2022年4月6日(水)10:30~
5周年記念の展示企画として、店内アートブックフロアにて、海野林太郎の展覧会「マヌケだね 楽しい夜さ 好きだよ」を、2022年4月1日(金)~5月8日(日)の期間に開催いたします。
※展示期間が5月15日(日)まで延長になりました。最終日は18:00までとなります。
▼概要
概要
この度、銀座 蔦屋書店では、これからの5年間の始まりにメディアアートとしての「映像作品」と能動的なアート鑑賞の体験を提案する展⽰企画として、映像作品を⼿掛ける気鋭のアーティスト・海野林太郎の展覧会「マヌケだね 楽しい夜さ 好きだよ」を開催いたします。
海野林太郎は宗教的イコンやビデオゲームなど、⾃⾝のリアリティに根ざしたものをモチーフに「異様な汎景」としての映像やインスタレーションを制作している注目のアーティストです。2018年に東京藝術⼤学⼤学院美術研究科先端芸術表現専攻を修了し、⾃⾝の作品発表を⾏う傍ら、アーティストコレクティブ「カタルシスの岸辺」のコアメンバーとしても活動しています。
主な個展の⼀つである「⾵景の反撃 / 執着的探訪」(トーキョーアートアンドスペース本郷、2019)では、⼀⼈称視点のビデオゲーム(First-Person Shooter)の映像をモチーフに、作家⾃⾝がカメラを⾝体に固定して画⾯のブレや動きを再現しながら撮影した映像によって、現実を「まなざす」ことや「信じる」とは何かを作品の中で問いかけました。2021年に開催された「アジアの未来派」と「アジアのSF⽂化」をテーマとした「Phantasmapolis – 2021 Asian Art Biennial 」(国⽴台湾美術館、2021-2022)では磯村暖とコラボレーションによる合作を発表。グループ展「多層世界の歩き⽅」(ICC、2022)への参加など、映像とインスタレーションを⽤いて、同時代の⾝体感覚を探りながら、⽣と死、世界の多重性を引き出すその作品は、次世代のアーティストとして⼤きな注⽬を集めています。
今回の展覧会では、銀座 蔦屋書店の5周年記念として、⼀⼈称視点のビデオゲーム(First-Person Shooter)の映像をモチーフとして現実の⾵景を特定の動作のみで撮影した映像作品のシリーズと、銀座 蔦屋書店を舞台に撮影された新作映像作品を発表します。
展⽰タイトルにもなっている「マヌケだね 楽しい夜さ 好きだよ」と題された新作映像作品では、1⽇の営業終了後の夜の銀座 蔦屋書店に、妖精や精霊たちが集い、歌や⾷事などを楽しみながら思い思いにくつろぎ、ときにお互いの匂いや声などの⽣理的な部分を確かめ合います。拍⼦抜けするような(=間の抜けた)、彼らの夜の書店でのひと時はおかしみに満ちています。
銀座 蔦屋書店内の書棚を周遊するように、映像作品と写真作品が展⽰される本展では、書店空間はゲームにおける「ダンジョン」を喚起させ、まるで⼩さなダンジョンを探索するような能動的な鑑賞体験を通して、現実とヴァーチャルなイメージが重なったリアリティを探ります。また、今回の展覧会を記念して、海野林太郎の活動をまとめたZINE(銀座 蔦屋書店発行)も制作、5月下旬に刊行を予定しています。
この機会に是⾮、書店ならではの展示体験をお楽しみください。
海野林太郎は宗教的イコンやビデオゲームなど、⾃⾝のリアリティに根ざしたものをモチーフに「異様な汎景」としての映像やインスタレーションを制作している注目のアーティストです。2018年に東京藝術⼤学⼤学院美術研究科先端芸術表現専攻を修了し、⾃⾝の作品発表を⾏う傍ら、アーティストコレクティブ「カタルシスの岸辺」のコアメンバーとしても活動しています。
主な個展の⼀つである「⾵景の反撃 / 執着的探訪」(トーキョーアートアンドスペース本郷、2019)では、⼀⼈称視点のビデオゲーム(First-Person Shooter)の映像をモチーフに、作家⾃⾝がカメラを⾝体に固定して画⾯のブレや動きを再現しながら撮影した映像によって、現実を「まなざす」ことや「信じる」とは何かを作品の中で問いかけました。2021年に開催された「アジアの未来派」と「アジアのSF⽂化」をテーマとした「Phantasmapolis – 2021 Asian Art Biennial 」(国⽴台湾美術館、2021-2022)では磯村暖とコラボレーションによる合作を発表。グループ展「多層世界の歩き⽅」(ICC、2022)への参加など、映像とインスタレーションを⽤いて、同時代の⾝体感覚を探りながら、⽣と死、世界の多重性を引き出すその作品は、次世代のアーティストとして⼤きな注⽬を集めています。
今回の展覧会では、銀座 蔦屋書店の5周年記念として、⼀⼈称視点のビデオゲーム(First-Person Shooter)の映像をモチーフとして現実の⾵景を特定の動作のみで撮影した映像作品のシリーズと、銀座 蔦屋書店を舞台に撮影された新作映像作品を発表します。
展⽰タイトルにもなっている「マヌケだね 楽しい夜さ 好きだよ」と題された新作映像作品では、1⽇の営業終了後の夜の銀座 蔦屋書店に、妖精や精霊たちが集い、歌や⾷事などを楽しみながら思い思いにくつろぎ、ときにお互いの匂いや声などの⽣理的な部分を確かめ合います。拍⼦抜けするような(=間の抜けた)、彼らの夜の書店でのひと時はおかしみに満ちています。
銀座 蔦屋書店内の書棚を周遊するように、映像作品と写真作品が展⽰される本展では、書店空間はゲームにおける「ダンジョン」を喚起させ、まるで⼩さなダンジョンを探索するような能動的な鑑賞体験を通して、現実とヴァーチャルなイメージが重なったリアリティを探ります。また、今回の展覧会を記念して、海野林太郎の活動をまとめたZINE(銀座 蔦屋書店発行)も制作、5月下旬に刊行を予定しています。
この機会に是⾮、書店ならではの展示体験をお楽しみください。
@Rintaro Unno, 2022
@Rintaro Unno, 2022
アーティストプロフィール
海野林太郎/Rintaro UNNO
1992年東京都生まれ。2018年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。近年の主な個展に「What You See is What You Get」(EUKARYOTE,2021)、「風景の反撃 /執着的探訪」(トーキョーアーツアンドスペース本郷,2019)。グループ展に「多層世界の歩き方」 ( NTT InterCommunication Center,2022)、磯村暖+海野林太郎として「Phantasmapolis – 2021 Asian Art Biennial」(国立台湾美術館,2021)など。個人での作品発表に並行してマテリアルショップ「カタルシスの岸辺」のメンバーとしての活動や、長谷川白紙「草木」、かさねぎリストバンド「踊れる」などの楽曲のミュージックビデオ制作も行なっている。
展覧会詳細
「マヌケだね 楽しい夜さ 好きだよ」
会場:銀座 蔦屋書店 アートブックフロア
⼊場:無料
主催:銀座 蔦屋書店
⼊場:無料
主催:銀座 蔦屋書店
協力:EUKARYOTE
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
販売について
<展示作品>
銀座 蔦屋書店店頭:2022年4月1日(金)10時30分より販売開始。
オンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」:2022年4月6日(水)2022年4月13日(水)10:30より販売開始。
<ZINE>
銀座 蔦屋書店店頭・オンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて2022年4月6日(水)2022年4月13日(水)10:30より予約受付を開始予定。
銀座 蔦屋書店店頭:2022年4月1日(金)10時30分より販売開始。
オンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」:
<ZINE>
銀座 蔦屋書店店頭・オンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて
※刊行は5月下旬予定
※オンラインストアでの販売日時が変更になりました。
\オンラインストアで購入する/
2022年4月13日(水)10:30~販売開始
※プレセールスで⼀部もしくは全作品が成約済みになる可能性がございます。あらかじめご了承ください。