【ARTIST NEWS】猪瀬直哉 個展「The Utopia Chapter 6」をTHE CLUBで開催
各時代の⻄洋絵画史を象徴する様々な絵画様式と、猪瀬直哉の圧倒的な絵画技法により、“ユートピア”という架空の世界が創り出される。
― 猪瀬直哉
各時代の⻄洋絵画史を象徴するような、様々な絵画様式で描かれた今回の展⽰作品からは、その謎多きユートピアの発展を垣間⾒ることができます。猪瀬の圧倒的な絵画技法によって具現化される、“ユートピア”の世界をどうぞお楽しみください。
この度、THE CLUBは猪瀬直哉による個展「The Utopia Chapter 6」を開催いたします。
“ユートピア” ー それはバビロニアのバベルの塔のように、何世紀にもわたり伝えられてきた、⼈間の傲慢性を象徴する寓話の⼀つ。本展覧会では、猪瀬直哉が創り出す架空の世界に存在する“ルーメン美術館”に所蔵される、ユートピアに関する数々の作品や歴史に迫ります。
14世紀から21世紀に⾄るまで⻑らく画家のモチーフとなってきたユートピア。そのミステリアスな景観は、古い書物から現代に⾄るまで多岐にわり⼈々を魅了してきました。神話としてなのか、現実にあったことなのか、謎多きユートピアで⼀体何が起こり、現在どのように 捉えられているのか。
「架空とされる事物をこれまで何世紀にもわたり、画家は描いてきました。このような寓話に⾒られる⼈間の傲慢性を1からフィクションで創作してみたいと思ったことがきっかけでこのシリーズができました。こういったアプローチは、映画ではよく⾒受けられます。擬似ドキュメンタリー的な側⾯の強い表現⽅法を元にし、⼈々が彼らにとって都合の良い建造物を作り、⾃然が耐えられなくなって⾒捨てられてしまう。⻑い時代を通してまた、違う視点を持ってネガティブに、またはポジティブに描かれた作品群をご鑑賞いただきたいです。」
― 猪瀬直哉
各時代の⻄洋絵画史を象徴するような、様々な絵画様式で描かれた今回の展⽰作品からは、その謎多きユートピアの発展を垣間⾒ることができます。猪瀬の圧倒的な絵画技法によって具現化される、“ユートピア”の世界をどうぞお楽しみください。
Naoya Inose, Euphoria, 1864, Emmett Edwards, 2021, Oil on Linen, 76×101cm, ©THE CLUB
Naoya Inose, Locus Amoenus, Reference work, 2021, Acrylic on Canvas, 70×100cm, ©THE CLUB
アーティストプロフィール
展覧会詳細
「The Utopia Chapter 6」アーティスト:猪瀬直哉
会期:2022年4⽉28⽇(⽊)〜2022年6⽉11⽇(⼟)※終了⽇は変更になる場合があります。
展覧会初⽇ 4⽉28⽇(⽊)は、作家在廊予定です。
時間:12:00~19:00
時間:12:00~19:00
休廊:⽇曜、⽉曜
会場:GINZA SIX 6F THE CLUB(銀座 蔦屋書店内)
Instagram:theclub.tokyo
お問い合わせ:theclub@ccc.co.jp