【ARTIST NEWS】陶芸家・桑田卓郎の新作展を開催。
“茶碗”をテーマにした独創的で色鮮やかな作品を展示。

陶芸家・桑田卓郎の新作展を店内インフォメーションカウンター前にて7月9日(土)~7月29日(金)の期間に開催します。桑田の特徴である伝統技法に現代的な感覚を融合して制作されるカラフルで艶やかな作品を展⽰、店頭にて抽選販売の受付を⾏います。
 
 
 
 
概要
 
桑田卓郎は、2001年に京都嵯峨芸術⼤学短期⼤学部美術学科陶芸コースを卒業し、現在は岐阜県多治見市で作品制作を行う陶芸家です。
古くからの陶器の産地である岐阜県で培った様々な技法に現代的な感覚を融合させた作品には、桑田ならではの質感や色彩が宿り、唯一無二の存在感を放っています。
2018年には「LOEWE Craft Prize 2018」特別賞を受賞し、国内外で高い評価を得る作品を求める声は後を絶たず、そこに作家の喜びと同時に葛藤もあるといいます。

アートと日本文化をテーマとする書店として、日本文化の重要な芸術のひとつである現代陶芸を積極的に紹介していきたいという想いから、時間をかけて桑田との対話を重ねてきました。そしてこの度、7月9日(土)より銀座 蔦屋書店での「桑田卓郎」展の実現に至りました。

本展では、“茶碗”をテーマに桑田の特徴であるカラフルなスリップウェア(※)や独自の技法を用いた新作をご紹介します。陶芸には様々な⼿法があり、その⼿法を鑑賞者に伝え、問いかけ、共有したい、という桑⽥の想いを反映した展⽰となっており、金彩・白金彩など桑田が今最も力を入れている技法で新たな挑戦をした新作を披露します。
 
“茶碗”というものの歴史や美しさとともに可能性や概念を拡大させる試みを、是非ご高覧ください。

※スリップウェア…表面をスリップと呼ばれる泥漿(でいしょう)状の化粧土で装飾した器のこと。
 
 
 
アーティストプロフィール
 
桑⽥卓郎(くわた・たくろう)

1981年 広島県⽣まれ
2001年 京都嵯峨芸術⼤学短期⼤学部美術学科陶芸コース卒業
2002年 陶芸家、財満進⽒に師事
2007年 多治⾒市陶磁器意匠研究所修了

<個展歴>(※抜粋)
2021年
「USE」Roll、東京
「湯呑」ROPPONGI HILLS A/D GALLERY、東京
「TEE BOWL」KOSAKU KANECHIKA、東京
GALLERY KOHODO、岐⾩
「ZUNGURIMUKKURI」Salon 94、ニューヨーク
2020年
「CUP」柿傳ギャラリー、東京
「Hi Tea Bowl, I'm in Paris.」Pierre Marie Giraud、パリ
2019年
「TETSUKI」銀座 ⿊⽥陶苑、東京
「today」Pierre Marie Giraud、ブリュッセル
「⽇々」⾳⽻⼭清⽔寺、京都
「Dear Tea Bowl, Horsetails are in season in Hagi.」⼭⼝県⽴萩美術館・浦上記念館、⼭⼝

<受賞歴>(※抜粋)
2022年
日本陶磁協会賞受賞
2018年
LOEWE Craft Prize 2018、特別賞受賞
 
 
 
展覧会詳細
 
「桑田卓郎」展
 
会期:2022年7月9日(土)~7月29日(金)※開催日時は変更になる場合があります。
時間:当店Webサイトをご確認ください。
会場:銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前
主催:銀座 蔦屋書店
協力:タクロウクワタ
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
 
※最終日は17:00までとなります。
 
 
 
販売について
 
すべての作品は、店頭での抽選販売となります。
 
お申込み受付期間|2022年7月9日(土)10時30分~7月20日(水)21 時
お申込方法|銀座 蔦屋書店店頭のインフォメーションカウンターにて、お申込みを受付ます。
抽選結果発表について|当落結果にかかわらずお申込みいただいた方全員に、2022年8月下旬までに結果をメールまたはお電話にてご連絡します。
 
 

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