【ARTIST NEWS】山中雪乃の個展「silhouette」を開催。大胆でなめらかな筆致によって“存在”を表現した新作4点を発表。

 

山中雪乃は、1999年長野県生まれ、2023年に京都芸術大学大学院 美術工芸領域 油画専攻を卒業しました。
山中の作品の主題は、未曽有の変化の中に晒されている自身の身体、他者の存在を、モチーフ、写真、支持体、様々なレイヤーと自分の視点を通して構成し考察することです。
かつては具象的に⽣⾝の⾁体を描いていましたが、時を経て、抽象性を持った作⾵に変化しました。⼤胆でなめら
かな筆致、滴る絵具によって、意図的かつ偶発的に描かれた⼥性像は、鑑賞者に想像する余地を与え、その存在をイメージさせます。
本展では、新作4点を展⽰します。存在が内包する、脆さと⼒強さを感じさせる作品群を、ぜひ会場にてご⾼覧ください。

 

「corner」727×606mm oil on canvas 2023

 

「bone」318×410mm oil on canvas 2023

 

 

 

 

制作過程で生じる物理〜情報空間での視点移動により、描かれたイメージがモチーフの持つ質感と離れた瞬間の、そのものが持つ本来の姿を想像させる絵画を制作している。

山中雪乃

 

 

 

 

作品は銀座 蔦屋書店店頭にて、6月10日（土）10:30より販売します。
※オンラインストア「OIL by 美術⼿帖」では、6月14日（水）10:30より販売予定。
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。