【ARTIST NEWS】ましもゆきの個展「花轍」を開催。緻密な筆致で欲望と妖しさが交差するモノクロの世界を描く。

ましもゆきの個展「花轍(かてつ)」を、2024年2月17日(土)~3月8日(金)の期間に開催します。店内アートウォールにて新作26点を展示します。
 
 
 
 
概要

ましもゆきは、白と黒のみのシンプルな色彩でありながら、緻密な描き込みとインクの濃淡で、花、蛾、文様のうごめく魅惑の世界を表現するアーティストです。

大学の卒業制作以降、自らの表現の限界を取り払うために、色彩を廃し黒一色のみで絵画を追求し続けています。

通常、漫画の技法で用いられる丸ペンを使って描いた作品は、花や蛾、文様の細部までが丁寧に表現されており、美しさだけでなく、今にも動き出しそうな妖しげな気配を持ち合わせます。

「花轍」 1170×727mm インク、紙、パネル 2023年 photo:KEI OKANO
 
 
 
アーティストステートメント
 
「花轍」という言葉は造語ですが、自身の軌跡を祝福するための言葉です。

みなぎる雨間の鱗片や文様の雲、額縁モチーフの小品を描いているとき、私は雪山に横たわる一頭の豹を思っていました。そこから戻ることもせず臥している姿は晴れやかで、美しく、強靭で、憧れです。

私が描く像はいつも思考や感情を追い越して具現化していきます。
細い線で埋め尽くすように描き込んだ黒い画面は祝いの表層なのかもしれません。

ましもゆき
 
 
 
アーティストプロフィール
 
ましもゆき
1984年群馬県生まれ。2007年東京造形大学造形学部美術学科絵画專攻領域卒業。2008年「project N 35」(東京オペラシティアートギャラリー)、2011年「作家王国ましもゆき/ゆめのおくそこ」(高崎市美術館)、2018年「耽溺」(六本木ヒルズA/D gallery)など個展を多数開催する他、グループ展にも参加。2022年企業メセナ群馬芸術文化奨励賞受賞、記念展「ましもゆき|黒を抱く」(株式会社ヤマトギャラリーホール)開催。伝統的な日本絵画にみられる花、蛾、文様などをモチーフに緻密な絵画を描く。
 
 
 
展覧会詳細
 
ましもゆき個展「花轍」
 
会期:2024年2月17日(土)~3月8日(金)※終了⽇は変更になる場合があります。
時間:当店Webサイトをご確認ください。
会場:銀座 蔦屋書店アートウォール
料金:無料
主催:銀座 蔦屋書店
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
 
「揺籃香」 300×300mm インク、紙、パネル 2023年 photo:KEI OKANO
 
 
 
販売について
 
会場展示作品は、会場とアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて販売します。
店頭|2月17日(土)10:30より販売開始
OIL by 美術手帖|2月19日(月)12:00より販売開始
 
\オンラインストアで購入する/
2024年2月19日(月)12:00~販売開始
 

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