【ARTIST NEWS】谷﨑一心 個展「Cycle of Energy」を開催。さまざまな色彩と立体的なテクスチャを駆使して生命の循環を描く。

店内FOAM CONTEMPORARYにて、アーティスト・谷﨑一心の個展「Cycle of Energy」を2024年6月29日(土)~7月17日(水)の期間に開催いたします。
 
 
 
 
概要
 
谷﨑一心は、人間の一生や生命の循環をテーマに、生命に宿るエネルギーの動きを視覚的に探求し表現するアーティストです。本展のタイトル「Cycle of Energy」は、有限な生命が誕生し、また消滅し、命を繋いでいく循環の過程の中に生きているという谷﨑の生命観が込められています。
さまざまな色彩と立体的なテクスチャをもつ多様な渦は、筆を廻し描くことで画面に動きを与え、色を混ぜ合わせたり、色を掘り起こしたりすることで表現されており、谷﨑はこの技法を「Voltex Painting」と呼んでいます。生命のエネルギー同士が接触することで発生するイメージとして表現された渦は、観る者に生命の本質や、存在の意味についての思考を促します。本展示では、2023年の個展「Vortex 渦」で発表されたVortexシリーズの新作を発表いたします。
 
《Creation》1940×1940mm、Oil on canvas、2024
 
《Light of Energy》1940×1940mm、Oil on canvas、2024
 
 
 
アーティストステートメント

Cycle of Energy

人の一生を考えると、それは母胎で受肉した時にはじまり、肉体が滅した時に終わる。
生命とは、意識というエネルギーが肉体を出入りすることで生生(しょうじょう)するものなのだろう。
生命は30数億年前の海で誕生したという。意識は海水に揺籃されて受肉し、意識の出入りを繰り返すことで、細胞から生命へと進化を伴いながらつながってきた。こうした生命のサイクルに果たしてどのような意味や目的があるのかわからないが、私も胎内の海水に揺籃されて生まれてきたわけで、自分がその素晴らしいサイクルの中にいることは感じられる。
生命の循環を渦で表現したい。渦はエネルギーや波長を可視化したものだが、渦を連ねることで生命の循環の形が見えてきた。その先には世界という大きな循環の姿があるのかもしれない。

谷﨑 一心

 
 
 
アーティストプロフィール
 
谷﨑 一心 | Isshin Tanisaki
福岡県生まれ。アーティスト。

個展歴
2022年 「光陰」(Lurf MUSEUM、東京)
2023年 「Vortex 渦」(Lurf MUSEUM、東京)
2024年 「Vortex, Memory of Color」(Dansk Møbelkunst Gallery、コペンハーゲン)
 
 
 
展覧会詳細
 
谷﨑一心の個展「Cycle of Energy」
 
会期:2024年6月29日(土)~7月17日(水)※終了⽇は変更になる場合があります。
時間:11:00~19:00  ※最終日は18:00までとなります。
※6月28日(金)オープニングレセプションを18:30~20:00 に行います。ご予約不要、どなたでもご来場いただけます。
定休日:月曜日
会場:FOAM CONTEMPORARY
入場:無料
主催:銀座 蔦屋書店
協力:Lurf MUSEUM
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
 
 
 
販売について
 
会場展示作品は、6月29日(土)11:00より販売開始します。
※プレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがあります。
 
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