【ARTIST NEWS】ユーモアのある造形で東洋的自然観をあらわす彫刻家・籔内佐斗司の作品展「童子」を開催

代表作である「童子」をテーマにした作品を中心に、木彫、ブロンズ作品を展示

彫刻家・籔内佐斗司による作品展「童子」を、6月18日(土)~7月8日(金)の期間にインフォメーションカウンター前にて開催いたします。
 
 
 
 
概要
 
籔内佐斗司は、ユーモアのある造形で東洋的自然観をあらわす彫刻家です。

籔内は、東京藝術大学文化財保存学研究室にて教授を勤め、仏像の修復や復元など仏像研究に携わった後、退任後は奈良県立美術館の館長に就任しました。東大寺の国宝「執金剛神」の完全復元プロジェクトを指揮し、唐招提寺、西大寺にも仏像を奉納するなど、その高い技術と知識で美術界への貢献を続けています。

こころとかたち、ソフトとハード、男と女、阿と吽、静と動、陰と陽、生と死……。籔内は、彫刻家として宗教や哲学における永遠のテーマを、ユーモアのある造形と仏像制作の技法を用いて、表現してきました。籔内の作品は「童子」「鎧」「動物たち」「連続性」の4つに要約されますが、「童子」を通じて表現されているのは、目には見えない“こころ”です。本展では、その“こころ”を表現している「童子」を中心とした、木彫、ブロンズ作品が展示されます。

童子たちの思わず笑みがこぼれてしまうようなかわいらしさ、そして作品にこめられた想いは、私たちの記憶を刺激し、忘れていた情景をよみがえらせてくれます。

是非この機会に、籔内佐斗司の世界をご堪能ください。
 
開運招福 ⾚富岳 2022 ブロンズ
 
 
 
アーティストプロフィール
 
内佐斗司 (やぶうち さとし)

1953年大阪生まれ。東京藝術大学及び大学院で彫刻を学んだ後、同学保存修復技術研究室で、仏像の古典技法と保存修復の研究に従事。
その経験を元に、檜、漆、顔料などを素材とする独自の制作技法を開発し、1987年から彫刻家として独立、創作活動を始める。
2021年まで、東京藝術大学大学院文化財保存学の教授として、文化財保護の人材育成と仏像修復にも携わる。
2010年に開催の「平城遷都1300年祭」の公式キャラクター・せんとくんをはじめ、多くのキャラクターデザインを担当しています。
現在は、東京藝術大学名誉教授、同学副学長。奈良県立美術館館長、ミスパリ学園付属ビューティー&ウエルネス研究所所長に就任。
 
 
 
展覧会詳細
 
内佐斗司作品展「童子」
 
会期:6月18日(土)~7月8日(金)※終了⽇は変更になる場合があります。
時間:当店Webサイトをご確認ください。
会場:銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
⼊場:無料
主催:銀座 蔦屋書店
協力:Y’SGallery
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
 
⽵林⼩町 2022 ブロンズ
 
 
 
販売について
 
銀座 蔦屋書店店頭・アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by美術⼿帖」にて6月18日(土)12時より販売開始。
 
\オンラインストアで購入する/
2022年6月18日(土)12:00~販売開始
 

SHARE

一覧に戻る