【NEWS】フランスを代表するアニメーション監督ミッシェル・オスロの最新作『古の王子と3つの花』公開記念特別トークイベントを6月11日(日)に開催。

7月21日(金)に公開する映画『古の王子と3つの花』公開記念特別トークイベントを店内BOOK EVENT SPACEとオンラインにて6月11日(日)に開催します。参加申し込み受付を5月29日(月)12時より開始します。
 
 
 
 
概要
 
『キリクと魔女』、『ディリリとパリの時間旅行』などで世界的に知られ、現代フランスを代表するアニメーション監督ミッシェル・オスロの最新作、『古(いにしえ)の王子と3つの花』が今年7月21日(金)に公開されます。本作は、エジプト、フランス・オーヴェルニュ、そしてオスマン・トルコ帝国を舞台にした3つの物語で構成されており、美しい歴史書のような魅惑の古の世界へと観客を誘います。
このたび銀座 蔦屋書店では、本作のプロモーションのため4年ぶりに来日するミッシェル・オスロ監督と、旅の雑誌「TRANSIT」編集長の林紗代香氏によるトークイベントを開催します。
これまでもアフリカ、中東、チベットなど世界各国を舞台としてきたオスロ作品の魅力を、旅という視点で紐解き、旅することの魅力についてトークを繰り広げます。
 
 
 
イベント詳細
 
映画『古の王子と3つの花』公開記念特別トークイベント
ミッシェル・オスロ監督、TRANSIT編集長林紗代香と旅の魅力を語る
 
日程|6月11日(日)16:00~16:45
会場|銀座 蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE、オンライン(Zoom)配信
登壇者|ミッシェル・オスロ、林紗代香、矢田部吉彦(司会)、人見有羽子(日仏通訳)
定員|会場40名、オンライン100名

<参加方法>
イベントページ詳細ページ内の申込リンクから、下記いずれかの参加券をご購入ください。

①会場ご来店参加券 2500円(税込)
『古の王子と3つの花』特別鑑賞券1枚、プレスシート1部、B2ポスター1枚付き

②オンライン参加券 2000円(税込)
『古の王子と3つの花』特別鑑賞券1枚、ポストカード1枚付き
※オンライン参加券の代金には鑑賞券、ポストカードの配送料が含まれています。
 
 
 
 
映画『古の王子と3つの花』について
 
本作で巡る古代・中世・18世紀のうっとりするような至福の旅は、美しい歴史書の世界へと観客を誘います。ルーヴル美術館とのコラボレーションで制作された、古代エジプト、クシュ王国の王子が上下エジプトを統一し、黒人初のファラオとなる物語『ファラオ』。理不尽な城主である父に叛逆した中世フランスの王子の物語『美しき野生児』。千夜一夜物語に想をとった、イスタンブールが舞台の豪華絢爛な美味しい物語『バラの王女と揚げ菓子の王子』。勇気と知恵を糧に、非暴力で自分の人生を逆転させていく異なる都市と時代の3人の王子のエキゾチックな物語は、先の見えない不安を抱えて生きる現代人に勇気を与えてくれます。
©2022 Nord-Ouest Films-Studio O - Les Productions du Ch'timi - Musée du Louvre – Artémis Productions
 
 
 
登壇者プロフィール
 
ミッシェル・オスロ/Michel Ocelot

1943年10月27日コート・ダジュール生まれ。ギニアで幼少時代、アンジェで青年期を過ごす。最初はアンジェの美術学校で、のちに国立高等装飾美術学校で装飾芸術を学んだ。アニメーションは独学。プロとしての初の短編作品「3人の発明家たち」(1979)で BAFTA賞を受賞。以降自ら全ての作品のシナリオとイメージデザインを手がける。影絵を用いた『プリンス&プリンセス」など短編アニメーションやテレビアニメーションを多数制作し、セザール賞をはじめ多くの賞を受賞。また初の長編作品『キリクと魔女」では観客からも支持され興行的成功も収めた。
1994年から2000年まで国際アニメーション映画協会の会長を務めた。
2009年にはレジオン・ドヌール勲章をアニエス・ヴァルダ監督から授与され、2015年、ザグレブ国際アニメーション映画祭で特別功労賞を受賞した。2022年には2014年には高畑勲監督も受賞したアヌシー国際アニメーション映画祭の名誉賞を受賞。

2022 『古の王子と3つの花』
2020 『Pablo Paris Satie』(短編)
2018 『ディリリとパリの時間旅行』
2012 『キリク 男と女』 3D <未> 東京アニメアワードフェスティバル 2014上映
2011 『夜のとばりの物語 ―醒めない夢―』 
2010 『夜のとばりの物語』 
2006 『アズールとアスマール』 
1999 『プリンス&プリンセス』 
1998 『キリクと魔女』
 
 
TRANSIT編集長・林紗代香

1980年、岐阜県生まれ。大学卒業後いくつかの編集部をへて、2008年トラベルカルチャー誌『TRANSIT』創刊にあたり、編集者として携わる。2016年よりTRANSIT編集長を務める。6月16(金)に発刊60号「メキシコ」特集が発売。好きな国はインド、もう一度訪れたい都市はローマ。海より山派。
TRANSIT:https://www.transit.ne.jp/
 

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