【トークイベント】「そして、舟は行く
――危機の時代、建築家はどう闘うか」
槇文彦×北山恒 (司会・真壁智治)

建築
BOOK EVENT SPACE 2017年 12月11日(月)

『残像のモダニズム』(岩波書店)を9月に刊行した槇文彦氏、
『モダニズムの臨界』(NTT出版)を8月に刊行した北山恒氏、
世代の異なる二人の建築家が、建築をつくりつづけることの困難と歓びを語り合います。


「モダニズム」という言葉が冠された2冊の書籍が、奇しくも同時期に刊行されました。
20世紀を牽引してきたモダニズムの只中をまさに生きてきた槇文彦氏による『残像のモダニズム』と、モダニズムの折り返し地点ともいえる20世紀半ばに生まれ、その先を見据え、異なる建築を構想してきた北山恒氏による『モダニズムの臨界』。モダニズムへの態度はそれぞれ異なれども、互いの思考の鋭さと深さに、二人の建築家は世代を超えて敬意を示しあってきました。
 
本イベントは、槇氏と北山氏の両著作の刊行を記念して、モダニズムから遠く離れ、建築家であることが困難に見えるこの時代に、それでも建築家であり続けることの歓びと希望を語りあいます。
 
【参加条件】
銀座 蔦屋書店にて、下記のいずれかをご購入で参加いただけます。
・イベント参加券:2,000円/税込
・『残像のモダニズム』(岩波書店):5,616円/税込
・『モダニズムの臨界』(NTT出版、2,808円/税込)+イベント参加券:3,808円/税込
 
【お申込み方法】
・店頭
・お電話 03-3575-7755
オンラインショップ
※オンラインショップでの受付は終了しました。参加ご希望のお客様は、店頭またはお電話でお問合せください。
 
【ご注意事項】
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前から入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*定員に達し次第、受付を終了させて頂きます。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
 
【プロフィール】
槇 文彦 (まき ふみひこ)
建築家。1928年東京都生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、ハーヴァード大学大学院デザイン学部修士課程修了。その後ワシントン大学、ハーヴァード大学、東京大学で教壇に立つ。現在、槇総合計画事務所代表。日本建築学会賞、高松宮殿下記念世界文化賞、プリツカー賞、AIA(アメリカ建築家協会)ゴールドメダルほか受賞多数。文化功労者(2013年)。
 
北山 恒 (きたやま こう)
建築家。1950年生まれ。横浜国立大学大学院修士課程修了。1978年ワークショップ設立(共同主宰)、1995年architecture WORKSHOP設立主宰。横浜国立大学大学院Y-GSA教授を経て、2016年法政大学建築学科教授。主な建築作品に《洗足の連結住棟》《祐天寺の連結住棟》など。受賞歴に、日本建築学会賞、ARCASIA建築賞ゴールドメダル、日本建築学会作品選奨、日本建築家協会賞など。
 
真壁 智治 (まかべ ともはる)
プロジェクトプランナー、「建築・都市レビュー叢書」キュレーター。1943年生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了。同大学助手を経てプロジェクトプランニングオフィス「M・T・VISIONS」主宰。「建てない建築家」を標榜し、広汎な知己力と旺盛な創像力を駆使して、戦略的視点に立つ都市、建築、住宅分野のプロジェクトプランニングに取り組む。
 
  • 会期 2017年12月11日(月)
  • 時間 19:00~21:00
  • 場所 BOOK EVENT SPACE
  • 定員 50名
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 協力 岩波書店、NTT出版
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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