【フェア】Photography and Fashion
Since the 1990s

写真
BOOK売場(写真) 2020年06月10日(水) - 07月10日(金)
長年にわたって『花椿』の編集者としてファッション、アートを見つめてきた林央子を監修に迎えた展覧会『写真とファッション 90年代以降の関係性を探る』が東京都写真美術館で6月2日より開催予定です。
 
今回、銀座 蔦屋書店では展覧会を記念して、1990年代の写真とファッションに着目した書籍を展開しています。 90年代、ファッション業界の権威構造から距離を置いたインディペンデント雑誌が活動の場となり、ヴォルフガング・ティルマンスなど既存の枠組みにとらわれない写真家たちが登場しました。
 
なかでもオリヴィエ・ザームとエレン・フライスのカップルが1992 年にフランスで刊行した雑誌『Purple』は独自の視点によってアートとファッションの境界を越える紙面づくりを行いました。アンダース・エドストローム、髙橋恭司、ホンマタカシ、マーク・ボスヴィックなどを起用し、様々なアーティストと写真家たちの着想にゆだねられた自由で創造的なコラボレーションが実現したことで、その後のファッション誌の在り方、また写真表現に大きな革新をもたらしました。
 
今回のフェアでは、エレン・フライスがつづったエッセイをまとめた初の単著『エレンの日記』、林央子が刊行するインディペンデント誌『here and there』の最新号、そして90 年代のファッション誌を起点に活躍の場を広げていった写真家たちの作品集や、『Purple』でも様々な作品を発表し、ファッション、アートと分野横断的に活躍する写真家・高橋恭司のプリント作品を展開しております。写真とファッションの相互関係について様々な角度からお楽しみください。
 
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  • 会期 2020年6月10日(水)~2020年7月10日(水)
  • 場所 BOOK売場(写真)
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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