【銀座 蔦屋書店5周年】【展示】Japan alternative expressions

アート
インフォメーションカウンター前 2022年04月01日(金) - 05月08日(日)
現代アートの多様性は今日かつての概念や歴史を軽く飛び越え、既存のアート表現を始め、グラフィック、ファッション、サブカルチャー、テクノロジーと様々な要素を取り入れながらあらゆる境界戦、またそれらを横断しながらの表現が続々と生まれています。

インフォメーション前平台では、そのような動向、潮流を感じながら、「日本的なるもの」を源泉として現代アートと対峙し特異な表現、創作活動を行っているアーティストにスポットを当て作品と共に紹介します。
 
今回の展示ではセル画から現代アートへの拡張という実験的な取り組みからどこまで作品として確立できるかを試みている内田ユイがマルセル・デュシャンの大ガラスや、リチャード・ハミルトンの「The sieves」から構造のアイデアを得て制作をした作品、1984年に日本の青少年の間で空前の大ヒットとなった「ミニ四駆」のカスタムステッカー、それを素材として平面~立体物を横断しながら、文化人類学的な趣向が垣間見えるFunny Dress-up Labの作品、、膨大な量のフィギュアを用いた平面や立体でポップでカラフルな世界観で現代社会が内包する様々な問題の視覚化を試みてきたthreeの作品が並びます。
 
[アーティストプロフィール]
内田ユイ (うちだ ゆい)
 
山梨県生まれ。東京都在住。
2011 女子美術大学 芸術学部メディアアート学科 卒業
アニメーション制作環境のデジタル化によって消えつつあるセル画の技術・構造を引用した、透明な支持体の絵画を制作している。近年の主な作品に細胞分裂(Cell Division)の”Cell”をセル画の”Cel”へ変換し、物語におけるひとつのまとまった運動(シークエンス)と生命における細胞分裂の関係をかけ合わせ透明フィルムに描いた作品などがある。描かれたイメージが持つ運動性/時間性の問題や、透明な支持体の特性を利用した「鑑賞者」と「支持体の向こう側」の境界線/距離の問題としている。
近年の個展に「CEL CULTURE」(MEDEL GALLERY SHU, 東京  2021)、「CEL DIVISION」(LIGHT HOUSE GALLERY, 東京 2021)他。これまでに参加した主な展覧会に「ART021 SHANGHAI CONTEMPORARY ART FAIR 2021」(Shanghai Exhibition Center, 中国 2021)、「JAPANESE GROUP SHOW」(GALLERY JO YANA,フランス 2021),「GINZA COLLECTORS CLUB」(銀座蔦屋書店,東京 2021),「DIAFANES」(Red and Blue Gallery, 東京 2020)、「BARRACKOUT/バラックアウト」(旧松田邸,東京 2016)他。出版物にSaint Maison Gallery, London『ARCHIVE02 JAPAN EDITION』作品・インタヴュー掲載などがある。
 
Funny Dress-up Lab (ファニードレスアップラボ)
 
1978年生まれ。千葉県千葉市出身。京都府在住。
本来ミニ四駆をドレスアップする為に生産、販売されていたドレスアップステッカーが持つ、鮮やかな色彩、独特な形状、版ズレ、デッドストックであるという様々な面に魅了され、ドレスアップステッカーのみを加工せずに使用したコラージュ作品を制作している。世の中にあるドレスアップステッカーを使い切った時、制作は終わりを迎える。
Instagram : @fxdul
Born 1978 in Chiba, JAPAN. 
Funny Dress-up Lab is a collage artist only using by Mini 4WD Dress-Up Stickers. 
He was fascinated by Mini 4WD Dress-Up Stickers which made it for Tamiya's Mini 4WD toys to 
dress up itself. Mass produced sticker has “distinctive shapes”,”vividly colored”, and “defective 
printed or shape”, all those reasons made him to use it for his art. 
Deeply in his mind in his art. Never change the original shape and ended up to use these 
massive of Mini 4WD Dress-Up Stickers in the world

three (スリー)
川崎弘紀、佐々木周平、小出喜太郎の3名からなるアートユニット。1986年福島県生まれの3人が2009年に結成し、国内外数多くのグループ展に参加するほか、2010年より個展「three is a magic number」を開催。魚型しょうゆ差しやフィギュア、キャンディなど、嗜好品を大量に組み合わせたインスタレーションや立体作品を発表し、ポップでカラフルな世界観で現代社会が内包する様々な問題の視覚化を試みてきた。
 
[販売について]
店頭では、2022年4月1日(金)より販売開始いたします。
オンラインストアでは2022年4月5日(火) 10:30~から販売いたします。
 
\オンラインストアで購入する/
2022年4月5日(火) 10:30~販売開始
内田ユイ
Funny Dress-up Lab
THREE
 
  • 会期 2022年4月1日(金) - 2022年5月8日(日)※終了日は変更になる場合があります。
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。
  • 場所 インフォメーションカウンター前
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
mail

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