【展覧会】川内理香子「Colours in summer」

アート|GINZA ATRIUM
2022年07月02日(土) - 07月13日(水)
川内 理香子による新刊作品集の刊行記念展「Colours in summer」を2022年7月2日(土)から7月13日(水)の期間に開催いたします。展覧会開催に合わせ、マルチプル作品付き特装版作品集のオンラインエントリー受付を特設ページにておこないます。通常版作品集のオンライン先行予約も6月17日(金)10時より開始。
 
食への関心を起点に、コミュニケーションの中で見え隠れする、身体と思考、自己や他者、それらの相互関係の不明瞭さを、ドローイング、ペインティングにとどまらず、針金やゴムチューブ、樹脂など多岐にわたるメディアを横断しながら表現するアーティスト川内理香子。この度、作品集『Rikako Kawauchi: Works 2014–2022』の刊行を記念して、7月2日(土)より銀座 蔦屋書店にて「Colours in summer」を開催いたします。

本展では、川内が子供の頃から抱く食と身体への違和感をテーマに、人間の文化の始まりは料理にあると説いたフランスの社会人類学者/民族学者、クロード・レヴィ=ストロースの『神話論理』の神話の世界に出てくる動物達の躍動をモチーフにしたペインティングなど、多数の作品を展示いたします。

さらに作品集の刊行に合わせ、マルチプル作品の付属する特装版作品集を発表、7月1日(金)10時より特設サイトにてオンラインエントリーを開始いたします。

ドローイング、ペインティングから彫刻作品までを収めた、今までのアーティスト活動の集大成となる作品集の刊行と合わせた展覧会となっています。川内理香子が表現する作品世界を展覧会、作品集両面からご堪能ください。
 
■川内理香子 / Rikako KAWAUCHI Interview Movie
 
[特装版作品集について]
展覧会開催に合わせて、マルチプル作品が付属する特装版作品集の販売を行います。
マルチプル作品は5モチーフ、各20点の制作で、それぞれにアーティストのサインが入った貴重な作品となっています。
※作品集本体は特装版分・通常版分で共通のものになります。

【マルチプル作品】
1つの絵の中の1部分を取ったような、小さなストーリーの断片たち。
同じイメージでも絵の具のタッチや色、かたちはそれぞれのものがあり、1つ1つオリジナルな世界です。

「tiger」
Photo by Shintaro Yamanaka(Qsyum!)
 
「vase」
 
Photo by Shintaro Yamanaka(Qsyum!)
 
「snake」
Photo by Shintaro Yamanaka(Qsyum!)
 
「Sky walker」
Photo by Shintaro Yamanaka(Qsyum!)
 
「Moon carrier」
Photo by Shintaro Yamanaka(Qsyum!)
 
制作数|5モチーフ各20点
作品サイズ|180mm×140mm
お届け|2022年9月予定

※額装あり
※作品裏にアーティストサイン入り。
※モチーフは5種より指定可能。
※全て1点ものにつき、作品ごとに色合いが異なります。モチーフ内での作品の指定は出来ません。
※制作の進行によりお届け時期が変更となる場合があります。
※作品のみの販売はありません。作品1点につき作品集が1冊付きます。
※詳細は7月1日(金)公開の特設サイトにてご確認ください。
 
[特装版オンラインエントリー方法について]
特装版のオンラインエントリーはアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて、7月1日(金)10時より開始いたします。

詳細は7月1日(金)10時に公開される特設ページにてご確認ください。

予告ページ|https://oil.bijutsutecho.com/special/139
特設サイトURL|https://bijutsutecho.com/lp/rikakokawauchi2022
(特設サイトは7月1日(金)10時に公開されます。)

特設サイトはこちら

 
オンラインエントリー受付期間|7月1日(金)10:00~ 7月13日(水)19:00

 

[作品集について]
今回の作品集は、2020年に発行したドローイング集『drawings』(WAITINGROOM)に続き、2冊目。ドローイングに加え、ペインティング、彫刻作品を含み、2014年から最新作までの約150点を収めた。ペインティングは、引っ掻いたような強いタッチ、何層にも塗り込んだ絵具の層が、生々しい迫力を持って見るものを圧倒する。蛍光色も多用するペインティングの彩度にもこだわり、色彩を再現した。作家の身体観を様々な観点から着目した蔵屋美香氏の論考、作家の幼少期から今後の展開までを取材した最新のインタヴューも収録した集大成的な1冊。
【書誌情報】
『Rikako Kawauchi: Works 2014–2022』
著者|川内理香子
発行|カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
発売|美術出版社
定価|6,600円(税込)
仕様|B5変型、上製、題簽貼り、箔押し、288頁
ISBN|978-4-568-10549-0
一般発売日|2022年7月20日(水)
先行販売日|2022年7月2日(土)

<通常版作品集先行販売対象店舗>
店頭|銀座 蔦屋書店、京都岡崎 蔦屋書店、NADiff a/p/a/r/t 、NADiff modern、NADiff contemporary、OIL by 美術手帖ストア(渋谷PARCO2階)、ART RECTANGLE KYOTO(京都市京セラ美術館内ミュージアムショップ)
オンライン|OIL by 美術手帖
※オンラインのみ6月17日(金)10時より事前予約受付を開始します。
※先行販売分(初回納品分)にはアーティストサインが入ります。無くなり次第終了となりますのでご了承ください。
 
通常版はこちら
2022年6月17日(金)10:00~事前予約受付
 
[アーティストプロフィール]
 
川内 理香子
photo by Mie Morimoto

1990年東京都生まれ、2017年に多摩美術大学大学院美術研究科 絵画専攻油画研究領域を修了。現在は東京を拠点に活動中。
近年の展覧会として、2022年個展『Lines』(VAN DER GRINTEN GALERIE /ドイツ)、2021年個展『Empty Volumes』(WAITINGROOM/東京)、『afterimage aftermyth』(六本木ヒルズA/Dギャラリー/東京)、2020年個展『drawings』(WAITINGROOM/東京・OIL by 美術手帖/東京)、個展『Myth & Body』(三越コンテンポラリーギャラリー/東京)、2019年グループ展『drawings』(ギャラリー小柳/東京)、2018年個展『human wears human / bloom wears bloom』(鎌倉画廊/神奈川)、個展『Tiger Tiger, burning bright』(WAITINGROOM/東京)など。
2022年『VOCA展2022 現代美術の展望―新しい平面の作家たち―』にてVOCA賞を受賞したほか、2021年『TERRADA ART AWARD 2021』ではファイナリスト5組に選出、寺瀬由紀賞を受賞、2015年『第9回 shiseido art egg』art egg賞、2014年『第1回CAF賞』保坂健二朗賞を受賞。
 
[販売について]
<展⽰作品の販売>
店頭にて7⽉1⽇(⾦)に招待制のレセプションを行います。
※事前に招待状をお送りしている方のみ、入場可能です。
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
 
  • 会期 2022年7月2日(土)~7月13日(水)※終了日は変更になる場合があります。
  • 時間 11:00-20:00 ※最終日のみ、18時閉場
  • 会場 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 協力 WAITINGROOM
  • お問い合わせ 03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
mail

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