【展示】飯沼英樹「Mercredi /メェクルディ」

アート
2024年03月30日(土) - 04月19日(金)
彫刻家・飯沼英樹の新作個展「Mercredi /メェクルディ」を、店内インフォメーションカウンター前にて、2024年3月30日(土)~4月19日(金)の期間に開催いたします。

飯沼英樹は、華やかな衣装とメイクを纏ったスタイリッシュな女性をモチーフにした彫刻作品を手掛けるアーティストです。2006年までの5年間、ヨーロッパの各地で活動し、帰国してからは東京を拠点に活動しています。2000年頃から一貫して“現代を生きる女性”をテーマにしています。ファッションフォトからインスピレーションを受けながら、スカートの裾の流れ、髪の毛のうねり、身体の傾きなど、写真では伝わりにくいディテールや動きを立体的に表現しています。木を材料に使い、女性たちを動的な存在として表現することで、彼女たちが持つ内面の感情を引き出しています。女性に対する敬意と男性としての視点が同時に反映された飯沼の作品は、安易な美しさやかわいさにとどまらない不敵な魅力を持ちます。
「海外での活動を経て、自身が制作する作品を自国の文化として芸術にしていくことの重要さを学んだ」と語る飯沼の最新作を、是非会場にてご体感ください。
 
[アーティストステートメント]
「Mercredi(メェクルディ)」フランス語で水曜日を表す名前を持つ彼女は、近年の作品の中で重要な意味を持つ。
大きな作品を作ってください、と言ってくれる人が現れたのだ。喜び勇んで夢中で作ったのがこの作品だ。
制作途中から青い色のイメージが湧いてきていた。いくつかのパーツに分けられた服に、オリジナルのテキスタイルパターンをはめ込みながら、空間と色彩の調和を目指した。水曜日からイメージされる水の青色、宇宙または地球、空の色、複合的な意味を持つタイトルを付けた。
銀座 蔦屋書店ではMercredi を中心として近年の作品を配し、いつもとは雰囲気の違う飯沼英樹の作品達に出会える場となっている。

飯沼英樹
 
[アーティストプロフィール]
飯沼英樹
2002年愛知県立芸術大学大学院修了後、ナント国立美術大学(フランス)に入学し、2006年までヨーロッパ各地を拠点に活動。日本帰国後の近年は、六甲山に屋外展示をした「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2013」や新宿LUMINE内を彩った「LUMINE meets ART AWARD 2015」、木彫作品約120点を出品した松本市美術館での大個展「戦ウ女神タチ」(2016)など、既存のアートスペースにとらわれない様々な場所と機会で作品を展示。最新のファッションに身を包みしたたかに現代を生きる女性の強さを一貫して表現する華やかで都会的な世界観は、発表の度に大きな話題となってきた。時代の空気感も含めて表現された作品からは、社会に対する独自の解釈が提示されている。
 
[販売について]
店頭・アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて販売します。
店頭|3月30日(土)10:30より販売開始
OIL by 美術手帖|4月1日(月)12:00より販売開始
 
\オンラインストアで購入する/
2024年4月1日(月)12:00~販売開始
 
  • 会期 2024年3月30日(土)~4月19日(金)※会期は変更になる場合があります。
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。
  • 会場 銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • お問い合わせ 03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
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