【展覧会】真田将太朗 個展「Process Landscape」

アートウォール|アート
銀座 蔦屋書店アートウォール 2024年07月13日(土) - 08月02日(金)
真田将太朗の個展「Process Landscape」を7月13日(土)より開催。実際の風景を抽象化し、垂直的なストロークで描き出す。

真田将太朗個展「Process Landscape」を店内アートウォールにて、2024年7月13日(土)~の8月2日(金)の期間に開催します。
 
真田将太朗は、現実の風景から抽出した要素を徹底的に抽象化し、「新しい風景」の創出をテーマに制作を続けるアーティストです。東京藝術大学美術学部を2024年3月に卒業し、現在は制作活動を行いながら、東京大学大学院学際情報学府にて、人工知能による表現の拡張と、人間ならではの創造性の根源を探求しています。
真田は、自然でも街中でも、風景は下から上に伸びていると考えます。そしてスケッチや写真などに収めた風景をもとに、完成形の構図や色彩を設計図に起こしてから制作に臨みます。テーマ設定や概念、知識の文章化も含め、構想段階に時間を掛け、時間性や重力性を表した垂直的な流れるストロークを、設計図に沿って即興的に描き上げます。
本展では、彼の代表作である大型絵画《Process Landscape》の新作3点を中心に展示します。
 
[アーティストステートメント]
絵画は壁であると同時に窓である。空間を隔てているかと思えば、すぐに虚構と現実を貫いて、私たちと物理的な関係を構築する。
《Process Landscape》は、実際の風景から抽出した要素を抽象化し、新たな風景として再生産する大型絵画の連作である。筆致や色彩の選択と構図の計画を前提とし、その計画を現実世界に再現する理想を掲げて描いている。そして、制作過程で起こる筆致の即興性や環境的イレギュラーを受け入れながら、さらに発展しつづける風景を浮かび上がらせる創造的なプロジェクトである。真っ白だったキャンバスは、情報を顔料に新たな要素や事物を関係・環境として受け入れ、一つの世界として更新されていく。

真田将太朗
 
[アーティストプロフィール]
真田将太朗 / Shotaro Sanada
2000年、兵庫県西宮市生まれ。東京藝術大学美術学部美学専攻を卒業後、東京大学大学院学際情報学府修士課程に在学中。クマ財団8期奨学生。「新しい風景」をテーマとする大型絵画を発表しつつ、人間の創造性は拡張された身体とのコミュニケーションにも宿るのかを絵画制作と人工知能開発を通して探る美学・情報工学の領域横断的研究を実践する。東京藝大在学中より「Google Japan × Z世代アーティスト」第1弾アーティストに採択、幕張メッセでのライブペイント開催、JR長野駅への大絵画永久常設などを担当。大学院進学後の2024年には台北で個展を開催、JR上野駅構内の常設壁画を制作するなど広く活動を続けている。
 
[展示作品の販売について]
会場展示作品は、7月13日(土)10:30~販売開始します。
プレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがあります。
アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」では、7月15日(月)12:00~販売します。
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
 
\オンラインストアで購入する/
2024年7月15日(月)12:00~販売開始
 
  • 会期 2024年7月13日(土)~8月2日(金)※会期は変更になる場合もございます。
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。※最終日のみ19:00閉場。
  • 場所 銀座 蔦屋書店アートウォール
  • 料金 無料
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 協力 株式会社CPD
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
mail

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