【展示】楚里 勇己展　Yuuki Sori exhibition

この度、2024年7月25日 (木)～8月15日 (木)の期間、銀座 蔦屋書店　アートスクエアにて楚里　勇己展　Yuuki Sori exhibition　を開催いたします。

 

楚里勇己は東京藝術大学を卒業後、日本各地で数々の展示やアートフェアへの出展を重ね、現在は千葉流山市のアトリエで作家活動を行うアーティストです。彼の作品のモチーフとなる四季折々の花々は、岩絵具や金箔などが取り入れられた伝統的な日本画を技法とし描かれながらも、現代に生きる私たちの生活やインテリアに自然と寄り添います。

 

日本画ならではの色彩や質感の美しさと、描かれるモチーフが本来備える美しさが、アーティスト楚里勇己によって互いの魅力を画面上で引き立てあう作品となり、鑑賞者にその直感的な美しさ、親しみやすさを存分に届けます。是非ご高覧ください。

 

「シロクロノツラナリ」、H600×W180mm、2024年、金箔、典具帖紙、岩絵具、神郷紙

 

[ステートメント]
楚里勇己は、1985年生まれの日本画家です。
楚里は、和紙に岩絵具、胡粉などの天然絵具を用いて描き、時に金箔などを効果的に取り入れる伝統的な日本画の手法で日本の四季折々の花を描き、表現しています。
描く花や植物を深く観察し、画面に連続性をもって構成していきますが、そこに描かれる
花々は一輪一輪咲き具合や朽ちていく加減、茎の形などそれぞれが個性をもって異なり、それは時間や四季の移ろい、花それぞれの成長のスピードを感じさせます。
その移ろう様の美しさ、季節に応じた花を愛でる日本の伝統的な美意識や花の愉しみを、現代のわたしたちの暮らしの中にアートに昇華し、取り込めるよう楚里は作品に仕上げていきます。
その為に、今わたしたちの住居や家具、生活スタイルに自然に馴染むよう、そしてフレームのデザインにまでこだわって創られた楚里の作品は、今まで日本画を飾ったことがなかった人たちも新鮮に、楽しんで飾ることができます。

 

[アーティストプロフィール]
楚里 勇己　Yuuki Sori

1985年    愛知県生まれ
2010年    東京藝術大学美術学部絵画科日本画卒業
2011年    初個展／青山アン・レーヴ　レストラン
2013年    個展／レクサス星ヶ丘ショールーム（愛知 名古屋）（2014～2016、2018、2022）
2014年    伊藤忠商事企業カレンダー採用
2017年    アートフェアアジア福岡／ホテルオークラ福岡（2018）
　　　　　個展 ART OSAKA／ホテルグランヴィア大阪
2019年 Decor!  art platform tokyo／東京アメリカンクラブ
　　　　　個展／ちばぎんひまわりギャラリー（東京）
2021年    個展 ART FAIR TOKYO 2021／新生堂ブース／東京国際フォーラム
　　　　　個展／THE TOWER HOTEL NAGOYA 名古屋テレビ塔
2023年    個展／銀座 蔦屋書店
現在：千葉流山市のアトリエで作家活動中
収蔵：郷さくら美術館（東京）桜花賞奨励賞、鳥羽グランドホテル、ホテルオークラ福岡、千葉銀行、シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社

[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭にて、2024年7月25日 (木)より、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて、2024年7月27日（土）10時30分より、販売いたします。
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。