【展示】楚里 勇己展

この度、銀座 蔦屋書店にて日本画家・楚里勇己による展示を、2025年8月23日（土）〜9月4日（木）の期間に開催いたします。
 
楚里勇己は、和紙に岩絵具、胡粉などの天然絵具を用いて描き、時に金箔などを効果的に取り入れる伝統的な日本画の手法で日本の四季折々の花を描き、表現しています。
描く花や植物を深く観察し、咲き具合や、茎の形、朽ちていく加減までも花の特徴にして描き、それらをリズミカルさを感じるような構成にして表現していきます。
そこからは、時間や四季の移ろい、花それぞれの成長のスピードを感じさせ、一年を通し、季節に応じた花を愛でる日本の伝統的な美意識や花の愉しみを、現代のわたしたちの暮らしの中のアートに昇華し、取り込めるような作品に創り上げます。
また、今わたしたちの住居や家具、生活スタイルに自然に馴染むよう、そしてフレームのデザインにまでこだわって創られた楚里の作品は、今まで日本画を飾ったことがなかった人たちも新鮮に、楽しんで飾ることができます。

今展では、新作の藤の大作をはじめとして、作家の代表作でもあるポピーの作品など、さまざまな花が彩りも豊かに並びます。

「シロノジャスミン」、2025、333×190mm、金箔定色、典具帖紙、岩絵具、神郷紙
 

「ナデシコイロ」、2025、333×190mm、金箔定色、典具帖紙、岩絵具、神郷紙

 

「イロノツラナリ サダイロ」4M、2025年、金箔定色、典具帖紙、岩絵具、神郷神

 

[アーティストプロフィール]
楚里 勇己 (そり ゆうき)

1985年    愛知県生まれ
2010年    東京藝術大学美術学部絵画科日本画卒業
2011年    初個展／青山アン・レーヴ　レストラン
2013年    個展／レクサス星ヶ丘ショールーム（愛知 名古屋）（2014～2016、2018、2022）
2017年    アートフェアアジア福岡／ホテルオークラ福岡（2018）
    個展 ART OSAKA／ホテルグランヴィア大阪
2019年 Decor!  art platform tokyo／東京アメリカンクラブ
    個展／ちばぎんひまわりギャラリー（東京）
2021年    個展 ART FAIR TOKYO 2021／新生堂ブース／東京国際フォーラム
    個展／THE TOWER HOTEL NAGOYA 名古屋テレビ塔
2023年    個展／銀座蔦屋書店（2024）

現在：千葉流山市のアトリエで作家活動中

収蔵：郷さくら美術館（東京）桜花賞奨励賞、鳥羽グランドホテル、ホテルオークラ福岡、千葉銀行、シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社

 

[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL」にて販売いたします。
店頭：8月23日(土) 10:30～販売開始
オンライン：8月25日(月)10:30～販売開始　8月26日(火)10:30～販売開始に変更になりました。
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。