【展示】増井萌 展示「Snell’s Mirror」
アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2025年09月13日(土) - 10月03日(金)
この度銀座 蔦屋書店では、増井萌の作品展「Snell’s Mirror」を2025年9月13日(土) - 10月3日(金)の期間に開催いたします。
増井は一貫して、人のかたちと日常に存在するモノを融合させたかたちを木彫にする、という方法で制作を行っています。
本展は、「屈折」をテーマに、人のかたちと鏡や洗面台が融合した木彫作品で構成されています。
木という素材は本来、光を映さず透かすこともありません。しかし人のかたちに鏡の枠や洗面台の曲面を重ねることで、そこには実際に反射や透過をしない、ここにしかない「鏡」が生まれます。それは、視線や意識をゆるやかに曲げる装置のようです。
複数のかたちの融合を楽しみながら、”自分が何をどう見ているか”という視点そのものを意識する時間をじっくり過ごしていただきたいと思います。
複数のかたちの融合を楽しみながら、”自分が何をどう見ているか”という視点そのものを意識する時間をじっくり過ごしていただきたいと思います。
【作家ステートメント】
私たちは日々、洗面台の前で顔を洗い、鏡を覗き込む。
そこに映るのは、たしかに自分のはずなのに、
それが誰の目を通った自分なのか、ふとわからなくなることがある。
そこに映るのは、たしかに自分のはずなのに、
それが誰の目を通った自分なのか、ふとわからなくなることがある。
光が水やガラスを通るとき、まっすぐには進まず、ふっと折れ曲がる。
これは”スネルの法則(Snell’s Law)”と呼ばれる自然の仕組み。
まるで、私たちの自己像のズレを説明するかのようだ。
これは”スネルの法則(Snell’s Law)”と呼ばれる自然の仕組み。
まるで、私たちの自己像のズレを説明するかのようだ。
本展示「Snell’s Mirror」では、鏡や洗面台など身近な場所を通じて
自分を見ること/見られること、そのあいだに潜む”屈折”を探ります。
自分を見ること/見られること、そのあいだに潜む”屈折”を探ります。
増井萌

「bubble frame」樟、彩色、 H300×W200×D150、 2025
【アーティストプロフィール】
増井萌/ Moe Masui

1997年 東京都出身
2022年 女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程美術専攻立体芸術研究領域 修了
2022年 女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程美術専攻立体芸術研究領域 修了
2019 年JOSHIBISION2018 ーアタシの明日ー女子美術大学学生選抜作品展
Emerging Artists 2019 展 Part 2 (銀座 Gallery Q)
2020 年 やさしい木彫展 (日本橋三越本店 6階 アートスクエア)
コンシン展 (馬喰町 gallery UG Bakurocho)
YEAR END EXHIBITION OF MINI・SCULPTURES 2020(以降毎年出品)(銀座 ギャラリーせいほう )
コンシン展 (馬喰町 gallery UG Bakurocho)
YEAR END EXHIBITION OF MINI・SCULPTURES 2020(以降毎年出品)(銀座 ギャラリーせいほう )
2021年 未来への木彫展 (横浜髙島屋、京都髙島屋)
風姿花伝(横浜 FEI ART MUSEUM YOKOAMA)
いろはの継承 (大阪髙島屋、横浜髙島屋)
いろはの継承 (大阪髙島屋、横浜髙島屋)
2024年 KONSHIN(天王洲 gallery UG Tennoz)
【個展】
2023年 Reflection Frame (馬喰町 gallery UG Bakurocho)
【受賞】
JOSHIBISION2018小松美羽賞
女子美術大学卒業制作賞
大久保婦子賞
[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL 」にて販売いたします。
店頭:9月13日(土) 10:30~販売開始
オンライン:
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
終了いたしました。
- 会期 2025年9月13日(土) - 2025年10月3日(金)※終了日は変更になる場合があります。
- 時間 当店Webサイトをご確認ください。※最終日は17時まで
- 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 協力 gallery UG
- 問い合わせ先 03-3575-7755