【トークイベント＆サイン会】梁丞佑(写真家)×有元伸也(写真家) モデレーター：鳥原学(写真評論家)
〜林忠彦賞・土門拳賞 受賞記念〜

写真界の直木賞ともいわれる土門拳賞初の外国人受賞者である梁丞佑(ヤン・スンウー)と、林忠彦賞、日本写真協会作家賞をＷ(ダブル)受賞した有元伸也による特別対談を、モデレーターに気鋭の写真評論家・鳥原学を加えて開催いたします。
昨年上梓した梁丞佑写真集『新宿迷子』と、有元伸也写真集『TOKYO CIRCULATION』が、本年の受賞作です。

新宿・歌舞伎町の街を「居場所」とする人々の「ありさま」を、モノクロームスナップショットで記録した韓国出身の写真家・梁丞佑。
壮大な循環を持つ生態系としての東京に眼を向け、この都市の変化と共存しながら生きる人間の姿を、モノクロームで精緻に真正面から見据えた写真家・有元伸也。

受賞後間もない8月という時期に、受賞記念トークショーとして企画する、2人の写真家による初の対談イベントです。
同時期に、梁丞佑新刊写真集『人』が刊行されます。会場ではこの『人』はもちろん、写真集『新宿迷子』、『TOKYO CIRCULATION』も販売いたします。また、トークの後にはサイン会も行いますので、この機会にぜひともお越しください。

【参加条件】
写真集『新宿迷子』(5,000円／税込)、『人』(7月下旬刊行予定)、『TOKYO CIRCULATION』(8,000円／税込)、またはイベント参加券(1,500円／税込)を、銀座 蔦屋書店でご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【お申込み方法】
以下の方法でお申込みいただけます。
・店頭
・お電話　03-3575-7755
・オンラインストア
   ※オンラインストアでの受付は2017/8/2(水)午前9時の受注分までとさせていただきます。

【対象商品】
① 梁丞佑『新宿迷子』(5,000円／税込)
②『人』(7月下旬刊行予定)
③ 有元伸也『TOKYO CIRCULATION』(8,000円／税込)

【ご注意事項】
＊参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
＊イベント会場はイベント開始の15分前からで入場可能です。
＊当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
＊参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承ください。
＊止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。

【プロフィール】
梁 丞佑 (ヤン・スンウー)
韓国生まれ。96年来日。2000年日本写真芸術専門学校卒業。2004年東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。2006年同大学院芸術学研究科修了。
写真集に『君はあっちがわ僕はこっちがわ』(2006)、『君はあっちがわ僕はこっちがわ2』(2011)、『青春吉日』(2012)など。2016年に出版した写真集『新宿迷子』が第36回土門拳賞を受賞。受賞記念展を東京・銀座ニコンサロンと大阪ニコンサロンにて開催。7月にZen Foto Galleryより横浜寿町をテーマにした写真集『人』が出版される。
https://photoyang.jimdo.com/

有元 伸也 (ありもと しんや)
1971年、大阪府生まれ。1994年、ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。
1998年、第35回太陽賞受賞。東京・四谷TOTEM POLE PHOTO GALLERYを主宰。2016年に出版した写真集『TOKYO CIRCULATION』が第26回林忠彦賞、2017年日本写真協会作家賞をＷ(ダブル)受賞。受賞記念展として5月12日～18日まで富士フイルムフォトサロン(六本木)、5月26日～6月4日まで周南市美術博物館、11月27日～12月12日まで北海道東川町の町文化ギャラリーにて開催。
http://arimotoshinya.com/

鳥原 学 (とりはら まなぶ)
1965年大阪市生まれ。近畿大学卒業。フリーの執筆者・写真評論家。写真雑誌や美術誌に寄稿するほか、ワークショップの企画などを手掛ける。2016年大邱国際写真フェスティバルのキュレーター。現在、日本写真専門学校主任講師、東京ビジュアルアーツ講師。
2017年日本写真協会賞学芸賞受賞。著書に『時代をつくった写真、時代がつくった写真』(日本写真企画)、『日本写真史』(上・下巻 中公新書)、『写真のなかの「わたし」 ポートレイトの歴史を読む』(ちくまプリマ―新書)。共著には『フォト・ドキュメンタリー「NIPPON」』(バジリコ)、『森山大道とその時代』(青弓社)など。