【展示】岩井秀樹
「墨の景(けしき)- 線と料紙、ゆらぐ世界」

アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2026年01月10日(土) - 01月30日(金)
書家・岩井秀樹による作品展示を2026年1月10日(土)~2026年1月30日(金)の期間、店内インフォメーションカウンター前にて開催します。
 
2022年に店内で開催した作品展では、日本の四季を象徴する「雪・月・花」をテーマに選び、歌をもとに制作された作品が並びました。優美な「かな」の書が来場者の心を魅了し、大きな反響を呼びました。
 
本展では、道元(1200~1253)が詠んだ日本の四季を映す歌を、行灯や小屏風という雅なかたちに託し表現した作品をメインに、額やマットをお客様のお好みに合わせて選べる「選べる作品」などもご用意。
加えて、趣向を凝らしたガチャガチャ販売もございます。一回1,000円で小品をお求めいただけます。
一枚を小さな額に収めて飾るも良し、数枚を並べて季節の調べを楽しむも良し――
暮らしの中に、かな作品の優雅な趣をぜひ取り入れてみてください。
 
「かな」の優美さを極める岩井秀樹の作品。料紙と表具が織りなす調和が、この世界にさらなる深みを与えています。心を満たす美のひとときを、ぜひ会場でお楽しみください。
 
白妙の 衣ほすてふ 夏のきて 垣根もたわに 咲ける卯の花 / 藤原定家 / 36.8×7.8 cm×2
 
 
宮人の 袖にまがへる さくら花 匂ひもとめよ 春のかたみに / 藤原定家 / 24.4×16.8 cm
 
吉野山 雲に心の かかるより 花のころとは 空にしるしも / 藤原定家 / 12.7×17.8 cm
 
ガチャガチャの小作品(イメージ)
 
[作家からのメッセージ]
「かな」の美の特徴は、散らし書きと墨色の変化、更に背景となる料紙の色や柄との組み合わせといえます。それらは、庭と借景の関係を思い起こさせます。
この度の個展では、墨色の変化と料紙の色・柄が織りなす景色をお楽しみください。
 
 
[アーティストプロフィール]
岩井秀樹 / Hideki Iwai
 
1955年東京生まれ。
漢字書家の家に生まれ、20歳の頃より東山一郎に仮名を学ぶ。
日展、読売書法展、謙慎書道展を中心に作家活動を行うかたわら、
自らの主宰する教室や大学教育で後進の指導育成にも力を注いでいる。
 
【現 在】
日展会友(無鑑査)
読売書法会常任理事
謙慎書道会常任理事
聖徳大学教授

【受賞歴】
日展特選2回(2017年・2021年)
読売書法展準大賞2回(2013年・2017年)
謙慎書道展梅花賞2回(1993年・1994年)
 
[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL」にて販売いたします。
店頭:1月10日(土) 10:30~販売開始
オンライン:1月13日(火)10:30~販売開始
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
 
\オンラインストアで購入する/
2026年1月13日(火)10:30~販売開始
 
【作家イベントのご案内】
アート未来会議 第2回 書家・岩井秀樹「書はアートか」
日時:2026年1月16日 (金) 19:00 - 21:00
場所:文喫 六本木
 
 
  • 会期 2026年1月10日(土) - 2026年1月30日(金)※終了日は変更になる場合があります。
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。※最終日は17時まで
  • 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 協力 株式会社4D
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
mail

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